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2017年5月6日土曜日

若冲


海北友松(かいほうゆうしょう)展に行ってきました。よかったんだけど、そのあと訪ねた若冲展で若冲の作品たちに惚れ惚れとなってしまい、その前の記憶がちょっと失われてしまいました。

何度お目にかかっても、線の美しさ、デザイン、ユーモアのセンス、超絶技巧、すべてがたまらんです。体の芯から揺さぶられ、ああ、ずっと観ていたい♡


生誕300年の去年、東京では長い行列ができた若冲。信心深い彼は京都・相国寺の大典和尚と親しく交わり、禅の教えを乞うた。そのため、相国寺には若冲作品が多く残る。開催中の「伊藤若冲展」後期展示は酉年にちな...:


江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲。今年は生誕から300年にあたり、各地でさまざまなイベントが開催されている。若冲と最もゆかりのある寺として知られる京都・相国寺。この寺域に構える承天閣(じょうてんか…:

Ito Jakuchu. Detail of Bamboo Fusuma:



なんてかっこいいんでしょう。惚れ惚れとしか言いようがないです。命あるすべてのものたちへの、若冲のあたたかな眼差しをバシバシと感じるわけです。動物だけじゃなく、やさいにも。それをとんでもなく細密な技で表現しているすごさ。前にも観たことがある作品でも、ため息と驚嘆で毎度動けなくなってしまう。

若冲さまは、変人だったでしょうね。会ってみたかった!でも、酒や女や社交や商売には関心のない人だったらしいので、わたくしもそういうところがあるし(苦手・・・・・)、会話は弾まないでしょうねえ。


【展覧会】 伊藤若冲生誕三〇〇年記念展[後期] 相国寺承天閣美術館 5月21日まで and more | サラマ・プレス倶楽部 活版印刷 à la carte:



そして、海北友松展。


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