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2014年12月26日金曜日

Songs I Love #12 Hiromi Uehara


ジャズピアニスト 上原ひろみさんのトリオ・プロジェクトのライブに行ってきました。
彼女の熱狂的ファンの方からHiromiのすばらしさを伺っていたし、毎年東京ジャズフェスティバルを
TVで観るので、彼女のライブに行ってみたかったんです。

10本の指だけと思えない攻めてくる音と、ピアノが壊れないかと思ってしまうほどの激しさに飲み込まれ、
これは、気をゆるませたら振り落とされるジェットコースターのよう。必死でついていくように聴きました。
観客もHiromiといっしょになって、集中していくような時間。気がつけば、目が熱くなっていました。
ウルウルするのではなくて、圧倒するパワーに出会ったときの、なんじゃこりゃ?!と心が震えてちょっとだけ
目の端っこが滲んでくるやつです。

あ、自分がここに生きていることを、彼女はピアノを通して表している。ここに生きていることを、何を通じて
感謝するか、表現するか。生きることは、そういうことだな。など考えていたら、
「ライヴをしているときが、いちばん生きててよかったと思う」とステージで語ったHiromiちゃん!!

終ったら頭がグラグラしているような、けっしておだやかに癒される音楽ではないけど、
限界に挑戦するHiromiからいろんなものを見た夜です。


会場のオリックス劇場は、以前は厚生年金会館だった場所。いつだったか、ジャミロクワイのライブで
来たことがありましたが、リノベーションされてすっかりきれいな会場に。
動画は今回のライブのものではありませんが、ライブで演奏された"MOVE" ドラムのサイモン、かっこいいんだわ♡




Vogue December

 
 
アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)とドリアン・リー(Dorian Leigh)。異なる時代にそれぞれトップモデルだった2人の
VOGUE12月号。1996年、1946年です。

90年代、まさにスーパーモデルの時代、アンバーは私の好きなモデルの1人で、シャネルの広告やジル・サンダーの
コレクション、VOGUEのカバーなど、当時アンバーが出ていたもの、今もよく覚えています。このカバーフォトは、
輝く赤い髪色と、スモーキーなアイメイクに縁取られた瞳の色が息が止まるほど美しく、かぎりなくシンプルななかに
静かな華やかさがあって、好きなスタイル、好きな1枚です。

ドリアン・リーは、彼女の仕事や人物について知れば知るほど、やっぱり好きだなぁと思う。好きなところはいっぱい
あるけれども、1つ挙げるならば、手。エレガントで表情豊かな、彼女の手の表現。見つめてしまいます。





Photo source: 1.Amber Valletta for Vogue UK December 1996 by Regan Cameron via vogue 2.Dorian Leigh for Vogue December 1946 by Irving Penn via fashionista

2014年12月25日木曜日

Happy Christmas!




*Party night!


*Vienna, Austria.

先日の旅先では、広場やストリートでクリスマスマーケットの設営が進んでいたり、もう始まっているところは賑わっていたり。
きっと今ごろ、いちばん華やかになっているでしょう。皆さん、素敵なクリスマスを♡




2014年12月17日水曜日

Songs I Love #11 Unconditionally




パーティー、ウィンドーデコレーション、クリスマスソング。冬の華やかなムードを感じ始めたら、
ケイティ・ペリー(Katy Perry)のこのビデオです。前の冬、何回観ただろう。彼女の曲のなかでは
あまり売れなかったらしいのだけど、私は好きです。自分の好みが、世の中の好みとちがうのか?

大がかりな舞台に衣裳やメイクアップ、毎回クオリティー高い凝った映像を作る彼女。
手堅い完璧な世界観から、どことなく神経質な空気が漂う人だけれど、このビデオは衣裳をはじめ
まわりの装飾にも、カラーとディテールのいいバランスや、洗練されたウィンタームードを見ることができる♡

なんて美しいんだろう。よかったら観てみてください。







Budapest Days

 
*Central Market Hall, Budapest.
 
 
地下鉄とトラムに乗って朝向かったのは、ブダペストで行きたかった中央市場。地上2階、地下1階の巨大建造物のなかは、
ハンガリー料理に欠かせないパプリカや、日本で見たことのない野菜、そして肉、肉、肉。
にんにく、ピクルスにフォアグラが、ハンガリーらしいところでしょうか。
 
 
*白いの、にんにく。 
 
 
 
 
*フォアグラ缶にピクルス瓶づめ。アンド、にんにく。
 
 





*中央にある巨大ナス Vegitarian Eggplant を食べてみた。ナスの上に、グリーンピースやコーンが入った
ニンニクたっぷりの洋風チャーハンに、チーズがかぶさりトマトがトッピング。うまい。
ここで日本人の女の子に出会った。これからウィーンに行くらしい。

私はやはり、お店の看板の字体やパッケージデザインなんかが気になり、あれはクリムトっぽいなと思いながら
中欧に来たことを実感。ハンガリーレースのお店も開店準備をしていました。






*市場のエントランスと女性。朝の青白い空気とイエローの壁、買い物をして出てきた彼女はオールブラック。
お気に入りの1枚。




2014年12月16日火曜日

Julia Roberts In Givenchy SS2015 Campaign

 
2015春夏キャンペーンに、ジバンシィがジュリア・ロバーツを起用。
ノーメイクアップ、無造作な髪で、ジュリアのトレードマークのスマイルを封印した姿。
デザイナーのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)は、つよくて本当の自分をわかっているリアルで素の女性を
表現したかったとか。すごくわかる、その美意識!盛るのでなく、ね。
 
ファッションや映画に興味がない人でもだれもが知っている彼女との仕事は、多くのセレブと会ってきた彼にとっても、
とてもスペシャルなものだったそう。以下、ティッシのインタビューで印象に残ったところ。
 
 
"I respect her a lot as a beauty and as a woman. She’s a very intelligent girl. And a very funny girl. Super-funny. And very confident of herself, which is very much my woman"
 
"She said because “I can see myself, my real self.” Which was the concept, not to try to make her glamorous. We wanted her more cool, more masculine, more real, more American"

"Today, celebrity has become so much [about] how many followers you have, how big you are on Facebook. For me, she represents a pure talent and a pure beauty. So many celebrities are celebrities today not because of their talent. She’s an iconic actress." via style.com



via riccardo tisci instagram




2014年12月13日土曜日

Birthday + Boyhood



*Last weekend was my birthday!


12月の先日は誕生日でした。週末でしたが夫は仕事だったので、朝、ピラティスのレッスンを受け、
午後、映画を観ました。そのあいだの時間をどうしようかな、おなか空くよな。など考えていたら、
ピラティスのクラスメイトがランチしない?と言ってくれ、ラッキー。
彼女は誕生日だってことを知らないし、ここで言ったら気を利かせてランチをごちそうしてくれそうな人なので
黙って行きました。彼女はこのブログを読まないけれど、ありがとう。

映画は、「6才のボクが大人になるまで」(Boyhood)
オールキャストが、12年間に少しずつ集まって撮って完成させた映画。6才の主人公が18才になるまでを
描いているんですが、とくに親の言葉が心に残っています。

ブレなければあとのこと(お父さんやお母さんや世間)はどうでもいい。おまえは写真を続けろ。
という父からのメッセージ。
はたらく女。勉強して大学の修士号を取って、大学で心理学を教えるまでになる母。
途中で何度か再婚して、アル中や暴力でうまくいかなくなって夫を捨てたりもするんだけど、
子供の成長や再婚など環境の変化を逃げずに乗り越え、職を手にして学生たちにも温かい姿勢。
はたらく女になれるのであれば、それは続ければいつか自分を助けてくれる、続けようって思わないともったいない。
はたらく女の姿、母の姿、とても考えさせられます。パトリシア・アークエットがああいう演技をできるとは知らなかった。
最後に私の人生なんだったの、出産、結婚、離婚、もっと長いと思ってた、あとは葬式しかない
みたいなことを言って泣くシーンがあるけれども、あれは12年に渡って演じてきたパトリシア自身が、
この映画製作に対して挑んだときはもっと長いと思ってた、でももう終わってしまうという声にも、
個人的には思えたかな。
主人公が声変わりした時代設定のときの父イーサン・ホークが、その前よりも痩せてガラッと老けたなあと思った。
リアルで不思議なんだけど自然で、ドキュメンタリーでもない。バースデーにこれを観て過ごして本当によかった。

それからですね、 帰りにモンブランパフェをひとつ買って、夫の帰宅前に食べてしまう。秘密です。
いやぁ、美味しかった。






2014年12月8日月曜日

Personal Shopping + Client's Voice


2014年振り返り。仕事のことですが、とてもいいお買い物をしていただいたので。




セール期間中のパーソナルショッピング。30~70%オフでした。
柄ものは好きですか?
似合うカラーや柄を選ぶと、ちぐはぐにならないので、肌や体型とのバランスがよくなります。
自分に似合うものを知ってるお洒落、自分を生かしたお洒落。ということ。

ひとつの服で、何通りもコーディネートできるものがいいですよね。
サークルスカート、海外のスタイリストやエディターのパーソナルファッションでもよく見かけます。
ライトグレーをセレクトしましたが、色もよいことながら、ウエストが細く見える~~って感嘆♡


 
 
*ゾウ柄なんです・・・・・!!なんて個性的でおもしろいんだろう♡
生徒様の好みを把握しているから、もちろん気に入っていただきサイズも合って、よかったです。


via momofashionlab


ももこ先生、先日のショッピングではお忙しい中、長時間お付き合いくださいましてありがとうございました。
 
今回はセール期間中にうまくお買い物ができ、大変満足でした。
ももこ先生の的確なアドバイスとチョイスで、かなり効率良くすてきなものを

購入することができました(*^^*)
ショッピング後にも興味深いお話をたくさんありがとうございました♪

ももこ先生とお話していると、いつも本当にファッションのこと、大好きなんだなぁ、と、
聴いていて楽しくなります。  (ももこ先生曰く)マニアックなお話、大歓迎です(笑)

またショッピングなどお願いすると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします♪






お仕事のご依頼は、MomoFashionLabのサイトからお願いします。
http://momofashionblog.blogspot.com





2014年12月5日金曜日

"Marsala" Pantone Color Of The Year 2015

via pantone

今朝の気になるニュース。

アメリカのパントン社が、2015年のカラー・オブ・ザ・イヤー"Marsala" を発表しました。
数年続いたビビッドカラーから、今回はニュートラルカラー。このワインがかったブラウンは、
これからとても使いやすいのではないでしょうか。

パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーは、世界に影響を与えるだろうカラーを探し、世界中のファッション、娯楽産業、
映画、アート、旅、経済、社会情勢、テクノロジー、イベントなど、さまざまな観点から考えられた結果選ばれる色。

ハイファッションの世界では、2015年春夏コレクションでトレンドのひとつに70年代調レトロムードがありましたし、
マルサラの自然に通じるアースカラーともつながっているように思いませんか?人々の心、体、ソウルを豊かにする色。

個人的には、コーディネート次第でどんな肌の色にも合うと思っています。ピンク、パープル、イエロー、ブルー・・・・・
リッチであたたかなマルサラ♡ この冬のファッションや暮らしに、さっそくいかがですか?


このニュース、日本のパントンのサイトには載っていなくて、まだ2014のカラーがトップに出てきました。
海外では、すでに一般人も関係者もいっぱい反応しているんですけどね。このタイムラグ、なんだろう?




2014年12月4日木曜日

Budapest Days





夜、ブダペストに到着。タクシーでホテルへ、チェックイン。そして散歩。
王宮の夜景を遠くから見て、歩いて橋を渡って、若者が多そうな通り?は、お店が閉まっている時間だったけど
ファッションのウィンドーがおもしろかったです。
トリンプは、エレン・フォン・アンワースの写真を連想するヴィジュアル。GUESSガールっぽい。
GUESSの広告、覚えている人いるかな?



                         





*中が気になった、ブッダカフェ?仏教系のバーかカフェ。



via iPhone





2014年12月2日火曜日

Songs I Love #10


このシリーズ、10本目になりました。
最近の曲もおもしろいけれど、20年後に聴いて、それでもいい曲だと思うか?と考えると、
多くは残らないのだろうな。という気がします。

ポップスが好きで、いろんな時代やジャンルの音楽を開拓するのがおもしろすぎて
やめることができなくて、CDやレンタルにお金をたくさんかけた子供時代。
大人になって、本当に、たぶんこれからまた歳を重ねても、いい曲だなと思い続ける曲は、人生の宝物。

タイムレスで、何回聴いても感動したり、ちょっと目がウルウルしてくるような曲。
心から愛したミュージシャン、カルチャーシーンなど。来年は過去のことも書いてみたい。

今回のセレクトは、大人の私が、なんてすばらしいエエ曲!といつも心を震わす珠玉の名曲です。
(あくまでも私選)
ちょっと涙目になる。美しすぎて。とくにケニーG 彼のサックスはなんでこうも美しいんでしょうね。
レニーさんのヴォーカルがまた、すごく合う。

日が短くなった今ごろの夕方に、1人で聴きたい。が、ビーチの映像なんかも出てくる、
けど、私には冬の午後と結びついている曲です。
時期は上から1986、1993、1992、1982年です。


下のリンクからYOUTUBEへ移動します。よかったら聴いてみてください。



*Links
Kenny G & Lenny Williams - Don't Make Me Wait For Love

Joshua Kadison - Beautiful In My Eyes

Jon Secada - Angel

Stephen Bishop - It Might Be You




2014年12月1日月曜日

Budapest Days

 
 
 
ブダペストに着いた夜。ホテルのチェックインをしたら散歩に繰り出します。
ドナウ川にかかる橋はいくつかあって、ライトアップが美しい。照明の使い方にまず目を見張ります。
あのペントハウスみたいな所、明かりがついてる。どんなお部屋なんだろう。妄想しながら橋を渡って、
にぎやかな通りへ向かってみました。
 
ところで、空港からホテルへはタクシーを使いましたが、道中の建物を眺めていると、夜でもカーテンを開けたままで
オレンジ色の明かりが見えたり、窓辺に植物があったり、素敵だな。ブダペストも、そのあとのウィーンもそんな印象が
残っています。どんなおうちなんだろう?中を見てみたい。どこの国に行っても思うことは同じな私。
 
空港のタクシーは乗り方のシステムがまたおもしろく、ちゃんとしていたんですが、
水を買いにちょっとそこまで、のつもりの散歩がけっこう歩いてきてしまったので、寒いしタクシーでホテルに帰ろうと
そのへんのタクシーに乗り込んだところ、相場の4倍くらいの額を請求されてしまう。おいおい。
優良会社のタクシーしか乗ってはいけないんだと、そういえばガイドブックに書いてあった。
 
地下鉄と路面電車が充実しているから、それからは1度もタクシーを使っていない。
 
 
 
*橋を渡る手前側にあるこちらも、スケール大っきい。右端にいる人がすごく小さい。そして、王宮。
 
via iPhone
 
 
 
 
 


Helsinki


ブダペスト、ウィーン、プラハに行ってきました。建築、人々、アート、自然。旅では目にするものすべてから
色彩やデザインの発見をしますが、飛行機の乗り換えをしたヘルシンキにて、すでにバシバシとアンテナが反応。
やっぱりデザインの国、北欧です。好きなブロガーでフィンランドの女の子が何人かいるけれども、
彼女たちもここを通っているんだな♡

3年ぶりのヘルシンキ。ラウンジはマリメッコ(marimekko)のテーブルウェアが使われていて、フードも私は好きです。
リンゴ、取っていく人が後を絶たなかったな。


 
 
*マリメッコのデザイナー数人のインタビュー。色づかいもこのデザイナーのスタイルも、好きだなぁ!
 
 
 
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