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2017年4月29日土曜日

メット・ガラ ドレスをまとった美術館


ゴールデンウィークになるとどこも混むので、その前にやっておきたいことをするべく、お直しにだしていたくつの引き取りとか、それとはべつのくつを微調整してもらうとか腕時計リサーチとか、誕生日だった義理母と義理妹にスイーツ購入とかいろいろあってついでに映画「メット・ガラ」を観てきました。

メット・ガラのニュースは毎年見るし、こういう話はもう食べ過ぎた感じでいいやっていまでは思うときがあるんだけど、期限が迫る無料鑑賞券をもっていたので使いたかったのでした。で、観たらやっぱりおもしろいんですね。


The First Monday in May (2016) - doc showing gruelling behind-the-scenes of the most glamorous night in fashion: the Met Ball [Trailer]:


メトロポリタン美術館の服飾部門キュレーターが、メット・ガラの時期にあわせて中国をテーマにした展覧会をつくりあげていく奮闘の日々と、メット・ガラを取り仕切るアナ・ウィンター率いるヴォーグ軍団の裏側と、チームに加わったウォン・カーウァイやバズ・ラーマンが打ち合わせなどに登場する、という話です。

バズ・ラーマンってこういうところにでてくるんだなあ。世界観すごい似合ってるし。


The First Monday in May Movie Review:


ゴールドのドレスのジェシカ・チャスティンのお姿から映画は始まる。ガリアーノのディオール時代の作品や、ガリアーノご本人もでてきてインタビューに答えておられ、わたくし涙がでそうになりましたよ。お直しされたお顔が不自然でこわかったですけど・・・・・。

マックィーンもね。マックィーンの作品を表すとき、3つの言葉がでてきてひとつが怖さ、恐怖、みたいな言葉だったんだけど、すごい同感でした。わたしは彼がつくるファッションの怖さが苦手だったんだと。


The First Monday in May (image 1):


それから、ウォン・カーウァイがいいこと言ってました。中国のいまじゃなくて過去に焦点を当てることに不満をもらす中国人スタッフ?たちに、「発展途上だから前に進むために過去を振り返るのだ」みたいなことを。

いまがどんなにすばらしくても過去のなにかを受け継いで成り立っていること、そういう文化歴史を携えてこれからも進んでいく冷静さ、謙虚さみたいなものを、いまのわれわれを見てよって言いたそうな方々相手に示していたようにも見えた・・・・・そんな1コマでございました。





2017年4月27日木曜日

Style Of The Day 04/2017


バスに乗ろうとしたら、信じられないことに目の前で扉が閉まって去っていかれました・・・・・。運転手、ミラーとか見てないんですかねえ。阪神バスだったら、走ってくる人がいたら待っててくれるのに。

クリーニングやさんのついでに、行ってみたかった老舗イタリアンの店に開店時間に行ったらシャッターがおりていて、なんと先々週に閉店ですって。インターネットにそんな情報まったくでてこなかったんだけど・・・・・。近くにあったパンやさんとコーヒーやさんと和菓子やさんをのぞいて帰ってきました。

で、午後からはコンタクトレンズ購入のため検査に出かけ、そのあとウロウロ。スニーカー試着したり、オープンしたてのカフェに入ってみて禅とジョブズの漫画を読んだりし、いろいろあって今日も1万歩超え。(出不精なので1日に固めてやろうとする・・・・・)

GAPの半額クーポンの期限が迫っていたので寄ったら、只今ゴールデンウィーク半額セール中だそうで、クーポンでさらに半額にはならないんだそう。というわけで、とくに意味のないクーポンになったのでした。

じつはこのクーポンのために何度か足を運んで、ほしいものを見つけようとしていたんですよ。でも、これというものがなかったんですよねえ(年々物欲が消えてる・・・・・)。クーポンを持ってしまったためにこんなことをしているのもヘンな話。もう立ち寄らなくていいと思うと、なんかすっきりしました!

ちょっと前まではGAP好きだったのに、新たに買う気がしなくなった。ユニクロも2014年だか2015年だか、そのころから購入してないし。いいなってあんまり思わなくなりましたね。理由はいろいろあるんですけど・・・・・。





でも、数年前に買ったGAPのストライプシャツは今年も気に入ってます。視界に入るものがごちゃごちゃしたのがダメになってきて、柄ものもそうではあるんですけど、ストライプはそれでも好きみたいで大丈夫。というか、そこで色彩の力が発揮されてくるわけなんですよ!上下ストライプとか楽しいし。








写真は4月前半ごろまでのもの。コート閉めて、シャツ襟をはみ出して、ダークグリーンと水色ストライプのくみあわせが気に入っていた。このコート好きだけど、ボトム白じゃなかったら春にはちょっと暗いですね。白い格好もしてましたよ。





いちばん避けるべき色でも、ときどき投入してみたくなる。ぜんぶ実験になるからやる。要は面積配分と配色。そうすればダメな色もいける。





2017年4月26日水曜日

いびきアプリ


いびきを測定するアプリがあるって、初めて知りました。夫のいびきで眠れなくなることが、しばしばあるんですよ。つい最近もあまりにうるさくて眠れなくなって、午前3時から起きていたり。アプリで測定してみたら、いちばんうるさい大音量域をマークしているではないですか・・・・・。

毎日なわけじゃないし我慢すりゃいい、どこの家もだいたいこんなもんだろうと思ってましたよ。でも、どうやらそうじゃないみたい・・・・・。大音量域のてっぺん、これ以上は測定無理なとこまでいってるときもあるのって、ちょっとやばいんではないか。ああ、結婚して以来こんなすさまじいもんに付き合っていたのかあたくし・・・・・いままで知らんかったですよ。





勝手に測定されて聴かされるのを嫌がるだろうと思われた夫は、なぜかあまり嫌がらず、自分のスマホにアプリをインストールしていました。いやあ、こんなものが発明されるなんておもしろい。

わたしも自分のいびきを測って聴いてみたくなり、枕元にセットして眠ったんですけど、わたしのスマホにも夫のものが記録されてました。すげえ・・・・・。自分のを測るには昼寝するか、別室で寝るかってことなのか。

とりあえず、いびき防止グッズなるものを薬局で買ってきました。効果あるんだろうか。あってほしい!夜中にぐっすり眠りたい。





2017年4月23日日曜日

中崎町周辺


中崎町に初めて行ってきました。古い町なんだけど、その古い民家を利用して若い人たちが営む小さな店がたくさんできていて、町歩きに来ている人たちもいたりして、これも過疎化対策、町興しなのかな。おもしろかったです。

カフェのとなりの棟で、よぼよぼの腰の曲がったおばあさんが花に水をやっていたり。古い人と新しい人の混在状態。せまい路地を進んでみたら、カチカチの円盤みたいな、大阪ドームの屋根のような頭(髪)のおばさんが、玄関先の新聞を取りに出ていらしてジェームス・ブラウンみたいでした。ディープだわあ・・・・・。


「james brown」の画像検索結果
林家パー子みたいなメイクだった。












わたくしはなにをしに来たのかというと、その近くのカレーを食べに来たんざんす。開店1時間以上前に着いてしまったので、待ってるあいだに中崎町まで歩きに行ったのでした。このあたりの飲食店、12時開店が多い。

開店15分前にカレーやさんの前で並んでいる人がいて、わたくしたちも1巡目で入店することができました。カウンター11席。食べ始める前に、もう外に10人くらい並んでいました。

辛さゼロのを注文したけど、カレーだから当然辛いです。おでこにペーパーがはりついた。眉毛の一部が取れた。

でも、さわやかな辛さ♡いろんなスパイスが混ざった複雑な美味しさでした。毛穴がぜんぶ開いて、目も見開かれて、すっきりクリアになった感じ。

おかげで、その日はたくさん歩いたにもかかわらず、帰宅してから掃除や洗濯をして夜遅くから料理もして、すごくパワフルでした。あれは、普段でてこないわたし・・・・・なにかが覚醒していた。

カレーと関係ないけど、上着をかけるラックがちゃんとあって、ダークな木製のしっかりしたものだったのがよかった。店内もバーみたいな落ち着いたセンスのいい感じ。









2017年4月20日木曜日

ファッション観


去年、映画を観ていたとき「やわらかくてやさしいものに包まれて生きていきたい」という声が自分のなかから湧いてきて、体をしめつけるようなもの、素材がいまひとつなものはこれからは買わない、ってなんとなく決めました。

その前からファッション観が変わってきているのはわかっていたんですけど、去年、ワードローブをぜんぶ新しくしたいくらいなにかが吹っ切れて、せっせと服を処分しておりました。おかげで、どの服はどこに出すといいとか、買取業数社それぞれの特徴を把握するまでになりました・・・・・。(やってみるとこれが、出すとこによって査定額がぜんぜんちがうのですよ!)





うまく言葉で説明しにくいことですが、10代、20代の延長でやってきたいろんなことが、これからはちょっと無理ですわ、ちがいますわって感じるメーターが満タンになって、たぶん、そこから踏み出す心境になっていたんでした。その状況を、すごく楽しんでいました。

そのときいろいろ思ったんですけど、コンサルティングに来てくださったみなさんのなかには、そういう大きな変化の壁にぶつかって受講しに来てくれた人もいたんじゃないかなあというか、そうだったのかと・・・・・。腹にすとんと落ちました。

年齢による体型の変化は大きなことではあるんですが、心の変化、つまり、どうなりたくなったのか?っていうことも、考えてみるべき大きなことじゃないですかね。はっきりじゃなくてもいい、どういうのがいいと思うのか?いやになったのか?

体型だけにフォーカスして、骨格診断を受ければ済む話だと思われるかもしれませんが(それで済んじゃう人もいるんだろうし、ご本人が納得していたらいいことなんですが・・・・・)、わたしは、そうでもないなあと思う。・・・・・ま、知ってるに越したことはないですが。

骨格と色彩の両方をやらせていただいていると、色彩のほうが、万能だな!自由だな!というのがわたくし個人の見方でございます・・・・・。写真はジャケットの裏地。

そして、最近よく聴いているルドヴィコ・エイナウディ♡









2017年4月19日水曜日

通学


この春から小学校へ電車通学する友人のお子ちゃんがいるんですけど、千葉の女の子の悲しい事件を見ていると、こんなあぶないなかひとりで電車通学って大丈夫なの?と思ってしまう。

近所のお子さんたちを見ていても、親つきで遊ばないといけないよなあ、でも働いていたらそんなことできないよなあ、家から出られないなあとか。たいへんな世の中です・・・・・。




「アメリカン・ビューティー」という映画のなかで、娘の同級生に惚れて、妄想と肉体改造に励む中年男(ケビン・スペイシーが演じてました)がいたんだけど、もうアメリカの話でも映画のなかの話でもないですね。

わたしが電車通学していたとき、こんなだったっけ?あのころも、おそろしいことととなり合わせだったんでしょうか・・・・・?

「これからの日本は子供にとってあまりいい将来はないから子供をつくろうと思わない」と、20年以上前に言っていた人のことを思い出すんだけど、ほんとうにそうなったんだろうか・・・・・。

ひとりで電車通学はあぶないと思う。となると、親が車で送っていくしかないんだけど。




それから、コンビニに手軽にエロ本を置いてるのやめましょ。30年くらい前、祖父母が暮らす地方の町の本やさんの外に、エロ本の自販機があったんですよ。だれもが通るストリートにですよ。あれもいま思うとおかしいと思う。なんであんなもんがあったんでしょう。当時の女の人たちは、どう思ってたんでしょうねえ・・・・・。

あの自販機が、コンビニに変わっていったんじゃないでしょうか。ああいう文化って、日本だけなんじゃないの。





2017年4月18日火曜日

たけのこ料理


親族の家の裏のたけのこをもらった話をしましたが、その後、実家ファミリーとまた田舎に帰省した夫が、そこの家の裏(?)からたけのこやしいたけをとって帰ってきました。義理の母が買ってくれたらしい朝市のやさいとかもいっしょに。食べものをいただくのは嬉しいです。

そんなわけで、傷まないうちにぜんぶ料理しなきゃならんのですよ(引っ越してから、いつもこんな感じかもわたくし・・・・・)。畑の準備をしてきたらしい夫ですが、今年も畑をするみたいです。ずっと義理の父が毎週帰省して趣味でやっていたんですが(本格的な収穫量・・・・・)、去年倒れたのでこれまでのようにはできなさそうなんですけど・・・・・夫がするんでしょうか?





冷蔵庫にあった糸こんにゃくといっしょに炒め煮したら、すんごい美味しかったですよ。ごはんにのっけて食べたくなった。深夜につくったたけのこごはんは、ほたてを投入したのがいい感じでした。





それから、さばそぼろ。わたくし、これがいちばんやってみてヒットだったかもしれない♡しょうがが効いてる。大量につくってしまいました・・・・・。ゆで卵をちらしていただくのもやってみたらいい感じでした。

いやあ、新鮮なものはいいですね!まだあるんですよ、たけのこが。








2017年4月17日月曜日

スープやらいろいろ


1日1杯、具だくさんのおみそ汁を飲むようにしているんですが、スープのときもあって塩のみで味つけ。ブイヨンなんかは使わなくなりましたね。裏の表示を見たらいろいろ書いてあるでしょう?なくてもいけるかやってみていたら、いけました。

去年の夏から砂糖をいっさい料理に使っていないんですが、これも不自由なく美味しくいただいていますよ。いろんなレシピに砂糖ってだいたい出てくるけど、あれはなんだったんだろう・・・・・。なくてもぜんぜん美味しいんですけど。

でも、去年の暮れに甘酒にめざめ、ほぼ毎日料理に使っています。飲むのは苦手なんだけど、料理にならなんでもいけた。コクがでるし、甘みも加わるし。甘酒先生に出会ってしまったので、もう砂糖の料理に戻ることはないでしょうねえ。

それから、ハトムギとキヌアは毎回スープやおみそ汁に投入。とくにハトムギ、しっかり火を入れるとホクホクして美味しい。粉寒天もちょっとだけ投入している。

冷蔵庫にあるものでスープの具は毎回ちがうけど、カレースパイスを入れる。クミンやシナモンのときも。五香粉もやってみたけど、美味しいですよ。で、翌日に余ったぶんには豆乳を加えて朝いただく。だいたいいつもそんな感じ。





白きくらげをずっと探していたんですが、スーパーでお見かけしないんですよ(黒きくらげはあります・・・・・)。で、やっと売っているお店をみつけたんですよ!白いびらびらしたものがそれ。トゥルトゥル♡写真は3月のもの。








2017年4月16日日曜日

とれたてのたけのこ


朝、義理の母が妹さんの家から電話をかけてきて、とれたてのたけのこをいまからこちらに持ってきてくださるとのこと。義理の母の妹さん(わたしからみてなんと呼んだらいいんですかね・・・・・)のお宅の裏(?)でとれるらしいたけのこを、このような経由でわたくしは毎年いただいているのでした。





生のまま来るっぽい。コンサル受講者さまにお送りする資料を今日は作りたいんだけど・・・・・生からどうすりゃいいんだろう。いつもゆがいたのをもらっていたよな?

ちょっと半笑いで遠慮がちに、ゆがいたことがない、煮たのをもらいたい旨を言ってみたら、お父さん(義理の父)にやってもらおうとか言ってました・・・・・。

年明けに腕を骨折した義理の母と去年倒れた義理の父なので、電話を切ってからわるかったなあと思ってしまい、たけのこのゆがき方を検索したら動画もあるではないですか。できる、かんたんそうだ・・・・・。こんなときインターネットって便利ですね。義母にかけ直して、やりますって言ったら「そうやあ、それくらいしっ!」・・・・・ということで、その日の予定がたけのこをゆがくことになりました。

たけのこを持ってすぐにやってきた義理両親ですが、「去年もやってたからできる!」と謎の言葉を残して去っていきました。なにを言ってるんだろう?・・・・・考えていたら、おぼろげにフラッシュバック!ゆがいた記憶はないんだけど、たけのこの生のお姿をわたくしSNSにあげていたんでした・・・・・てことは、ゆがいてる!

いまもゆがいた記憶がまったくなくて、義理両親のほうがしっかりしているってどういうことなんでしょう。写真は、今回ゆがいたとれたてです。








2017年4月14日金曜日

電車に乗ろうとしたら




電車に乗ろうとしたら、うしろからなにかに押しのけられて、えっ?と思ったら全身が登山の装いのおじいさんが、ほかの人たちを押しのけてまっさきに乗車。空いてる席へ猛進してお座りになりました・・・・・。

お年寄りは座っていただいたらいいんだけど、なんだこの人は?と思ってしまうのは、ホームに並んでいたわれわれをうしろから勢いよく押しのけて我先に乗車していったことですかね・・・・・。

登山現場以外では、エネルギーを温存しておきたいから座りたいのか?登山用の杖がとなりに座ってる高校生にバチバチと当たってて、高校生気にしてるし、登山リュックからスマホを取り出して見てるの、若い子とおなじ絵になってるし。

それとも、登山のあれだけれどもじつは登山に行くんではないとか・・・・・。そんなことをしばらく考えてしまいました・・・・・。

ときどき、登山ウェアを着たご老人グループがいたら席をゆずるべきなのか?という話を耳にするんだけど、というのは、その人たちよりも疲れてる若者が車内にいるってことらしいですが、なんかそんな話を思い出しましたよ・・・・・。





電車に乗って座ったんだけども、となりのおばさんがちょっと離れたところに立っている旦那さんに手を伸ばしたりチラチラなにかやっておられて、なんだかあれも居づらくなってしまいますねえ。席を立って、ちょっと離れたところに移動して立つことにしました・・・・・。妊婦だったら、あのシチュエーションはちょっと複雑かも。

妊婦ですっていうのがわかるキーホルダーあるじゃないですか。あれ、いい面もあるんだろうけど、つけていることで複雑になる場合もあるよなあとか、妊婦じゃないけど考えてしまった。





2017年4月13日木曜日

「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」


マイウェン監督は、リュック・ベッソンの奥さんだった人らしいですね。彼がミラ・ジョボビッチと結婚する前の。16歳で彼の子を産んだらしいです・・・・・。

この映画、よかったんですよ。おもしろかった!とんでもなく魅力的でダメな男(レストランを経営?)と弁護士の女が、一気に盛り上がって、妊娠して、結婚して、耐えられなくなって、いろいろあって・・・・・出会いから結婚生活の10年間の物語。


Watch the trailer for Mon Roi (My King), which will be playing in the US starting on July 25. Vincent Cassel and Emmanuelle Bercot star.:


この男が、結婚しても子供がうまれても、まったく自分を変えない。で、妊娠中から不穏な問題がつぎつぎに持ち上がってくるんですよ。

結局、彼はずっと彼だったんだなと最後のシーンで思った・・・・・。家庭を持ったからって変わらない。おれの自由が大事な男。「楽しいところだけ共有したい」と言う男。女の機嫌がわるいときはかかわりたくない男。

このあたりまでは、男の人ってだいたいベースはそう思ってるんじゃないかね?と思う。いるよね?こういう男の人。

しかし、この男ジョルジオは、むかしの女の世話をやめない。ほかの女と朝を迎えて記憶がないとか言う・・・・・。父親になる重圧に耐えられなくてクスリやってる。機嫌のわるい妻(←彼の言動が原因)に耐えられなくて、べつの家を用意して逃げる。家族よりもやんちゃな仲間とつるんでいたい。

それもこれもみんな、おれの子供を産んでくれと言ったのはあんたなんだよ!と、つっこみたい話・・・・・。


Wherein I analyse my own choices ahead of Sunday’s big announcements. Check out the Film Honors 2016 Nominees in full, or go straight on ahead: The Handmaiden Is No Dreamgirls (Thankfully) Th…:


でも、そのお姿がヴァンサン・カッセルとくるから、もうしかたないというか魅力的なわけです。魔的な魅力を持っているわけ。(奥さんのトニーは顔はきれいなんだけど洒落っ気なし、ちょっともっさり・・・・・)

どうでしょうね、あんな男の人に出会ったら。めちゃくちゃおもしろいけど、おなじくらいダメなこともやってくるのって。

おなかは大きくなっていくのに精神的に病んでいく妻トニー。検診についてきたジョルジオが「これってマタニティブルーですかね?」と医者に質問すると、マタニティブルーは産後になりますからちがいますと答えられ、「後にもあるんですか?!」と驚くジョルジオ・・・・・。(で、ひとりで暮らす家をみつけてきて出ていく!)

「赤ちゃんによくないと思うんだ、だから出ていくよ」・・・・・赤ちゃんがうまれたときには感動して喜ぶんですけどね、もう独自の自分セオリー炸裂が満載で、笑えてくるから暗くならない。


'Mon Roi' Photocall - The 68th Annual Cannes Film Festival:
マイウェン監督(右)























ありえない発言を平然とするような男の人って、腹を立てつつも、どういう思考の構造でそうなっているのか興味が湧いてしまうことがわたしはあるんですけども、でもこんな爆弾キャラ相手だったら心臓がいくつあっても足らない・・・・・。盛り上がりに欠けてても、ふつうにおだやかーなのがいいですね・・・・・。


Vincent Cassel, CANNES 2015/PALME D'OR MON ROI (MY KING) by Maïwenn:


妻トニーを演じるエマニュエル・ベルコは、大笑いしたり叫んだり暴れたり泣いたり破壊したり、裸も晒して体当たり演技。カンヌで女優賞を受賞されたみたいですよ。ふたりのエネルギッシュな演技がいい。暗くないのがいい。最後までちっとも飽きるところなく、はげしいふたりの行方にのめりこんでおりました・・・・・。

いいこともわるいこともジェットコースター級のふたりなんだけど、トニーが「わたしは平らがいい」と離婚を切り出すと「心電図で平らは死亡だ」と言うジョルジオ・・・・・。

「表情がやわらかくなったな。幸せなのか?」と聞くジョルジオに「前のわたしに戻ったの。あなたに出会う前の」と答えるトニー。

セリフもいろいろおもしろかったけど、「おれがおれだったから惹かれたんだろ?」がいちばんこの作品を象徴しているように思えますね・・・・・。彼はずっと、なにがあってもずっと彼なんだろうなー。そういう男の話でございました・・・・・。


Vincent Cassel, CANNES 2015/PALME D'OR MON ROI (MY KING) by Maïwenn:


モン・ロワって、わたしの王様という意味らしいですね。ちょうど日本で不倫報道された俳優W氏とジョルジオを重ねて観てしまってたんですけど、このお方、王様役で舞台やっておられましたね・・・・・。

それから、クリステル・サンルイ・オーギュスタン(90年代のスーパーモデル)が、ジョルジオのむかしの女アニエス役でご出演されていたんですよ!髪型がむかしと変わっていなかった!

いやあ、ヴァンサン・カッセルうまいですね。スタイル(体格)いいし、グレーのカールした髪も素敵だし、ダイナミックだし、スケールでかそうだし、色気あるし・・・・・♡この人の隣にはやっぱりモニカ・ベルッチのような美女がお似合いですわ。





2017年4月12日水曜日

「未来よ こんにちは」


イザベル・ユペール主演の映画を観たのはひさしぶり。かつて「ピアニスト」の演技があまりにすごくて気持ちわるくなったのは学生のころだったと思いますが、それ以来、彼女の映画はなんとなく観るのに勇気がいるので遠ざけていたような・・・・・。

いつのまにかそんな気持ちもどこかへ行ってしまったことに最近気がつき、観たくなりました。


・ユペールのリアルな演技
・主人公ナタリーの母を演じたエディット・スコブが気になる
・ユペールの骨格は何タイプなのか?


Isabelle Huppert - L'Avenir:


ユペールの演技はリアルで誇張がなくて、実際いそうなちょっときれいなオバさん。きれいな歩き方じゃないし、背中もちょっと前に曲がっている。このリアルで人間くさいお姿が、いいわけですよ。ハリウッドの仮面みたいな整形顔よりも、しみじみ見入ってしまう。ユペール演じるナタリーが、教え子に語る。「40を過ぎたおばさんは生ごみね」・・・・・。


f:id:Gorillan:20170328143157j:plain:


ナタリーのママは、おそらく70歳前後なんだけれど、ボケかかっているのに妙に色気があった。やせて枯れて醸される色気っていうんでしょうか。このママ、元マヌカン(モデル)という設定らしいですが、シルバーのボブヘア、肌がバーンと見えたスリップドレス、モードなジャケット姿が、ちょっとだけのシーンだけどかっこいい。

演じていたエディット・スコブという女優さんを調べてみたら、79歳ですって。


Edith Scob (age 75) elegant in all black & gold neck-band at 65th Annual Cannes Film Festival 2012, France:


ナタリーの服装も、胸元が広くあいていたり、膝上まで見えるスカートだったり。ナタリーは哲学の教師なんですけどね。

ママがいる施設に急きょ駆けつけるのに、いつのまにか花を手にしていて、こんな急ぎのときでも?やっぱフランス女!と勝手に思う。1本か2本くらいの花と葉っぱで、さっと摘んできたような感じなのがまたさりげなくて。たとえ一輪でも花っていいもんですねえ。ナタリーの家のインテリアも、広くないんだけど光がたっぷり入って居心地よさそうで、ぎっしりの本棚にかこまれていたり。


#LaReseñaFrancesa: El Porvenir #20TourdeCineFrancés:


ユペールの骨格を分析しながら観ていたんですが、細いストレート?ナチュラルにしては腰が細すぎる。胸板はウェーブに近いが、全体にまるみはあまりない。すねは筋張っている。肩幅せまい。顔が骨っぽい。ナチュラル?腰位置が高いからストレート?・・・・・あとでたくさんユペールの画像をひっぱってきて続きをやりました。

夫がいて子供は独立した哲学教師が、ある日、夫に好きな人ができたと告げられて、おかあさんも死んでしまって、目をかけていた教え子も引っ越して、おひとりさまになる話。とくに盛り上がる場面とかはなく、孫が生まれたりするものの、淡々とおひとりさまで生きていきますーーーという話です。フランス映画の淡々さがちょうど心地よいときってありますね。

今年は夏か秋?に、ユペールの映画がもう1本あるんですよ。そちらのほうは衝撃内容っぽいので、その前にユペールの演技に慣れておく意味でもちょうどいい作品でした♡





2017年4月11日火曜日

母娘モンダイ


実家のベランダにチューリップがたくさん咲いていて、ほっこりお手伝いしてきたのも束の間。帰省から戻ってきた母と、ライン上でバトル勃発・・・・・。いやあ、なんなんざましょう。年々、母と性格が合わなくなってきていて、めんどうくさいですねえ。

ラインって、わたしは連絡ツールとしか思っていなくて(ひさしぶりの人と近況報告することはあるけど)、感情の表現をするとかいう使い方はしてないんですよ。会って話すのがいちばんだと思っているし。

ましてや自分のなかのネガティブな感情を、発生するたび手軽に文章化して人に送りつけたくない。そんなことをしても、当事者でもなんでもない人の時間を重たいものにしてしまうだけで、しかも、なんの解決にもならないからです。

でも、母にとってわたしとのラインは、愚痴や不満を吐露する唯一のものだそうで、だれがこれをしてくれないとか、どれほどたいへんな思いをしているか(犬がうんちをしないとかまで)、こっちが未読だろうがなんだろうが、いくつも送られてくるわけですよ・・・・・。

黙ってそれらの不満を浴びてりゃいいわと聴いていたんですけど、ときどき、わたしっておかあさんの感情のごみ箱で、おかあさんのネガティブな感情を一身に受けてできあがった人間だな、と思うことがあるんですね。ま、しかたない。長女ってとくにそうでしょう?





いたって普段モードで返したわたしの反応が、そのときの母には気に障ったようで、急にわたくしの人間性についてお叱りのメッセージがきてびっくり。なにこれ、そこまで言われることなのか・・・・・?

母には母のストーリーがあってそういうことを言いたいんだ、といつもは思うことにしており、当たり障りのない反応をしておいて黙っているんですが、なんだかひさしぶりに気がおさまらなくなって、思うことを送り返してみたら、案の定、母はさらにヒートアップしたんでございます・・・・・。

ああ、なんなんざましょう。「毒子」「馬鹿」「愚か」「えらそう」「やさしくない」だの、わたしに向けられた言葉。母にはそう見えるんですから、そう思っていただいてけっこうとしか言いようがないですよね。ホホホ・・・・・。

結婚して引っ越してからはさらに、どこかわたくしを妬んでいる様子・・・・・。夫との平和な生活情報を与えてしまうとかならずいやみを聴かされてしまうので、わたくしからはあんまり話さなくなりました・・・・・。たぶん、自分だけ取り残された感じているのか?と思うんですが、子の幸せを純粋に喜ぶ親ばかりではないのだなあと、なんとなく知りました・・・・・はい。





それにしても、いつも母の理想どおりの受け答えをして、母とおなじ経験や感情をいっしょに味わえってことなんでしょうか?

どんなときも心地よくフィットするマルチなクッションのように、子は親を受け止めないといけないんでしょうか。協力できることはしているつもりなんだけど、そういうことは協力とはまったくべつの話だと思うんですけどねえ・・・・・。

淡々と、そういう人もいるんだな~そういうときもあるよな~と流していただければ炎上しないで済むのに・・・・・。日々刺激(不満のたね)が多いと、そりゃしんどくもなりますわ・・・・・。あえて平和を許さず、なんだか自分から不満をみつけにいってるようにも見えてしまうのです、思考回路のちがうわたしからしてみれば。で、わたしの思考回路が気に入らないわけです母は。相容れないわたくしたち・・・・・。

結局、自分の問題じゃないですかねえ・・・・・。自分を幸せにするのは、結婚していても、自分だと思う。母には、自分の世界を持って、自分を大事にしてほしいですね。わたしのことは、どこかよその星にでも行ったくらいに思っておいてほしいです・・・・・。はははは・・・・・。






2017年4月8日土曜日

Style Of The Day 03/2017


一週間前に着ていた服装が、もういまは暑い・・・・・。桜もここ3日くらいで一気に咲いていました。今日の服装まちがったわ、と思って翌日薄着で出かけたら、冷えたみたいでおなかこわしました。それくらい急な変化の一週間でしたね。

母が、2人暮らしの超高齢の祖父母のもとへ帰省したので、実家にいる犬の散歩やごはんの世話をしに行ってきたんですが、ついでに朝いちばんでマイウェン監督の「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」を観に行き、実家の帰りにピラティスに行ってきました。

いやあ、「モン・ロワ」おもしろかったなあ!ああいう男のこと、みなさんどう思うんでしょう?だれかとこの映画について語りたい・・・・・。

最低なんだけど魅力のかたまりみたいなかっこいい男と、その妻の話でしたが、つっこみたいところ満載の、エネルギッシュないい作品でした。はあ、いろいろ思うことありましたわ・・・・・。ピラティスは、数えまちがっていなければ14年目になりました。





写真は、もう暑いんでおわり、なコットンニットとハイネックのインナー。肌寒いうちはちょうどよかったんですけどね。アイボリーと黒の、この面積配分が、いまわたしのなかでキテイル。





2017年4月7日金曜日

コンサルティング


以前コンサルティングを受けてくださったことのあるIちゃんのご紹介で、出張コンサルティングに行ってまいりました。

いまは宣伝をガシガシやっていないんですが、わたしを思い出してくださって、連絡をくださって、お友達にすすめてくださるなんて。ほんとうにありがたいことでございます。

絶景を見渡すご自宅で、プライベート感たっぷり。ゆえ、写真はございませんが、ご自宅という利点を思いきり生かし、お持ちのお洋服を出してきていただき、色判定やらコーディネートアドバイスなどサクサクとさせていただきました。

傍らには、復習体勢で見守るIちゃんが。「それ、ゾゾタウンに売ろう!」「あとでカラーカードくれるから覚えなくて大丈夫!」「冷蔵庫にはっていつも見ているよ!」「ファンデーション要らなくなるんだよ!」「もう化粧しなくてもいいよお!」

などなど、わたくしのコンサルの売りポイントを、楽しそうにつぎつぎと繰り出してくださいます。ああ、そんなにしっかりと理解してくれているなんて・・・・・ありがたい。というか、すごいですIちゃん。

一度だけ、ちょっと様子が変わって「・・・・・まちがった色を買ってしまった。どうしようー!」カラーボードをまじまじと眺めて嘆いておりましたけど、それでもちょっと楽しげ。

そして今回ご受講くださったMさんは、コンサルの最後には、Mさんにお似合いになる服に全身ぱぱっと着替えて出てこられたのですが、最初お会いしたときの印象よりも、ずーっと素敵♡♡♡になっておられました。Iちゃんも、賞賛しておられましたよ。

色ってすごいですねえ。長年やらせていただいていても、こういう場面に立ち会うたび思うのです。印象を左右するいちばんは、やっぱり色づかいですよ!断言できます。





写真は、歩いていたときにみつけた花。この子だけ、とてもきれいな形だったので見入ってしまった。





2017年4月6日木曜日

シャンプーレスと氷砂糖


出張コンサルの帰りにイザベル・ユペール主演「未来よ こんにちは」を観に行き、翌日、久しぶりに会った友人と8時間しゃべり倒し、のどが痛い・・・・・。そろそろ帰ろうとわたしが言い出さなかったら、まだしゃべっていたかもしれません。

3年か4年だったか前、友人とわたしはシャンプーレスに興味を持ち、やってみることになりました。シャンプーレスとは、シャンプーを使わない。つまりお湯で洗髪するのです。

最初は気持ちわるいけれど、しばらくすると髪が健康で美しくなる。というのが当時、ネットなどでささやかれておりました。で、やってみたわけです。当時わたしはロングヘアで、毛量もあったので、湯洗いはたいへんでした。

指通りのわるさ、ベタつきなど、まったくさっぱりしない。とうとうがまんできなくなり、数日で断念。短い髪の友人は、わたしよりは続いたけれどそのうち断念。

それがです。友人、またシャンプーレスを開始し、今回は長く続いており美容師にほめられるくらいいい感じらしいのです。シャンプーって必要ないものなんだろうか?

しかし、どうしてもまたやってみる気になれない。いま使っているシャンプーを気に入っているので、わたしはいいや。髪が短くなってシャンプーの量もちょっとで済むし、1年分くらい先日購入したし。コンディショナーは要らないな、と思いますけどね。

友人のシャンプーレスの記録は、どこまで更新されるんでしょう。





のどあめ代わりに氷砂糖をなめています。氷砂糖なんて、子供のころおばあちゃんの家にあって食べていたような?!

それ以来、手にしたことなんてなかったですが、着色料その他いろいろ入った飴ちゃんよりこっちがいいじゃん!と行き着きました。といっても砂糖ですので、のどが乾燥しているときに1日1粒くらいですけどね。





2017年4月4日火曜日

つぼみの姿も可愛らしい


一眼レフ持って、スニーカーはいて、1万歩超えで歩いてきました。なんか久しぶりに夫婦で落ち着いたふつうの休日を過ごせた気分でした。お互いの実家の介入がいつもより少なく。おだやかー♡





ここ1か月で、3回田舎に帰っていた夫。義理両親とともに。わたしも一度、見守り要員として行っておりました。子供じゃないんだから見守りなんて要らなくない?と思ってしまうのですが、義理両親および親族の行事については、たとえできることがないとしても、そこにいることが重要なんだそう・・・・・。

それにしても、えらいです夫。雪の影響で傷んだ家と庭のメンテナンスを、せっせとやっている。そこに住んでないんだし、業者にたのむんじゃないんですか?と思ってしまうのですが、田舎ではみなさん自分たちでやるのだそう。子供のころからそういう感覚で育てられたのか・・・・・そりゃたくましくなるわ!

たしかに自分たちが動けば業者よりお金もかからなさそうですが、夫たちの帰省は、ただ家を直すだけではないというか、周辺との絶やさぬコミュニケーションも田舎での重要なミッションのように思われます。めんどくさーとか放棄しちゃったりしないところがすごい。というか、いまどきめずらしいよね・・・・・?

都会に暮らしながら田舎の家を守るってたいへんだ。

やさい、おみやげなど、義理両親からものをもらうことも絶え間ないです。食べものは嬉しいから感謝♡そんな異文化に身を置いていると、都会に体はありながら、物々交換で暮らしている村感覚にしょっちゅう襲われます。





1本だけ、満開の桜の木があります。赤い葉っぱ。歩いてよくわかったのですが、日当たりでぜんぜん具合がちがいますね。

この写真(↓)のなかに、鳥がいます。さあどこでしょう?








2017年4月3日月曜日

だいたいいま折り返し地点


犬の病院へ、保険の払い戻しや薬をもらいに行ったときのこと。せまい待合室に大きな犬が2匹来ていました。どちらも立ったらおとなの人間の背丈くらいありそうです。

1匹は犬種はわからないけれど、全身で荒くて速い息をしており、口からよだれのようなものを待合室のそこらじゅうの床に垂らしていました。

会計を済ませた飼い主とともに出て行くとき、ブルブルッ!っと全身をふるって、よだれだかなんだかわからない水を待合室全体に飛び散らせ、犬は去っていきました・・・・・。

ゲッ!と固まるワタクシ。家でどうしてるんだろう。いちいち床を拭いているんだろうか?でもキリがないよな・・・・・?

もう1匹はゴールデンレトリバーで、肌に炎症がいくつもあり、ひどいところは血が出て組織が見えておりました。

ああ、いつも以上の動物臭。どちらもきっと老犬。犬だって老いていくし、家族同然、人間同然。老後の世話がたいへんなのは、人だけではないですね。


ヌクヌクしてます。



7歳のうちの犬も、あと何年生きるかわからないですけど、がんばってもう7年くらい生きるとして、だいたいいま折り返し地点。

わたしもふつうに生きていれば、だいたいいま折り返し地点。




2017年4月2日日曜日

コブシ説


早起きは得意じゃないですが、日が出てくるにつれ空の変わる様は美しく、早起きはするもんですね。まだ外がうす暗く静かなうちから読書なんてときは、至福です。

ブルーとピンクの空、流れる雲♡





白い大きな花を咲かせている木をいくつか見かけて、モクレンだと思っていたのですが、最近、コブシ説が出てきました。ちょっと調べてみたら、コブシはモクレン科なのだそうです。こんなときインターネットって便利ですね。で、写真(↓)はモクレンでした。





アイボリーの花と、空のブルーのコンビネーションがほんとうに美しいです♡
こんなとき一眼レフを持ち歩いてないのが残念です。

ネットでのプチリサーチ後、ほかの木の前をまた通ったのですが、そちらはコブシでした。個人宅のベランダやテラスの真ん前に生えているため、もしコブシをわたしが撮るとそのお宅の全貌がもれなく絵に入ってくるので、撮影は断念しました。とても立派なコブシの木なのでお見せできず残念。





2017年4月1日土曜日

春の猛ダッシュ


うららかな陽気を感じ始めて、桜の木が多そうな道を通ってみたり。ぷっくり膨らんだ蕾が可愛らしくて、ひとつだけ開花しているのを「あっ!」と見つけたり。外に出るのがすごく楽しみです。

写真は3週間くらい前。梅?梅ですよね?





買いものに、あっちこっち歩きと電車とバスで1万歩ほど歩いた終盤に寄ったスーパーを出て、さらに歩いてきたときのこと。つぎの買いもの場所に到着して、さあ財布を。と思った瞬間、えっ!バッグがない!夫も持っていない!スーパーのカートにひっかけたまま?!猛ダッシュで引き返しました。

信号を無視し、車道に乱入し、柵を乗り越え(最短ルート。安全確認はしました)、レザーのショートブーツでやることじゃないっす。すでに足クタクタでしたし・・・・・。

いったいどんな形相で、若くないオトナが違反行為をやらかしながら走り去っていったのか。ちょっと傍から見てみたい。

あれはふだん出てこないわたし。それくらい、エマージェンシーでした。

そして、サービスカウンターで預かられており無事でした。バッグの中身をフル回転で思い出しながら猛ダッシュしてきたのと急な安堵で、しばらくのあいだテンパった状態がおさまりませんでした。

おかげで、すっかりその前の記憶が失われてしまったワタクシですが、夫いわく、スーパーを出るときカートを返しに行ったのは自分(夫)だったと。ぼくがわるい、と言っておりました。財布アイフォン諸々、失くしていたと思うとおそろしいです。

ああ、無事だなんて日本だけで起こる奇跡。海外だったら完全にアウトでしょうな。ふぅ・・・・・。