*Last weekend was my birthday!
12月の先日は誕生日でした。週末でしたが夫は仕事だったので、朝、ピラティスのレッスンを受け、
午後、映画を観ました。そのあいだの時間をどうしようかな、おなか空くよな。など考えていたら、
ピラティスのクラスメイトがランチしない?と言ってくれ、ラッキー。
彼女は誕生日だってことを知らないし、ここで言ったら気を利かせてランチをごちそうしてくれそうな人なので
黙って行きました。彼女はこのブログを読まないけれど、ありがとう。
映画は、「6才のボクが大人になるまで」(Boyhood)
オールキャストが、12年間に少しずつ集まって撮って完成させた映画。6才の主人公が18才になるまでを
描いているんですが、とくに親の言葉が心に残っています。
ブレなければあとのこと(お父さんやお母さんや世間)はどうでもいい。おまえは写真を続けろ。
という父からのメッセージ。
はたらく女。勉強して大学の修士号を取って、大学で心理学を教えるまでになる母。
途中で何度か再婚して、アル中や暴力でうまくいかなくなって夫を捨てたりもするんだけど、
子供の成長や再婚など環境の変化を逃げずに乗り越え、職を手にして学生たちにも温かい姿勢。
はたらく女になれるのであれば、それは続ければいつか自分を助けてくれる、続けようって思わないともったいない。
はたらく女の姿、母の姿、とても考えさせられます。パトリシア・アークエットがああいう演技をできるとは知らなかった。
最後に私の人生なんだったの、出産、結婚、離婚、もっと長いと思ってた、あとは葬式しかない
みたいなことを言って泣くシーンがあるけれども、あれは12年に渡って演じてきたパトリシア自身が、
この映画製作に対して挑んだときはもっと長いと思ってた、でももう終わってしまうという声にも、
個人的には思えたかな。
主人公が声変わりした時代設定のときの父イーサン・ホークが、その前よりも痩せてガラッと老けたなあと思った。
リアルで不思議なんだけど自然で、ドキュメンタリーでもない。バースデーにこれを観て過ごして本当によかった。
それからですね、 帰りにモンブランパフェをひとつ買って、夫の帰宅前に食べてしまう。秘密です。
いやぁ、美味しかった。
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