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2016年6月28日火曜日
The Buried Giant
■忘れられた巨人
読了。夫婦の愛を試す話かな。冒険やファンタジーが焦点ではなく、長い道のりを共に歩んできたなかには悪いこともあった。けど、その過去もひっくるめて大きな心でお互いを大事にし合う姿が描かれている。
「記憶」を消し去ることでやってこれた部分もある。けど記憶が戻っても、すべてを受け入れて目の前の人が大事。という大きな愛と思いやり。イシグロさんが考えたかったのはそれだったのかな。
シャーロット・ランプリングが主演した「さざなみ」という熟年夫婦(老夫婦?)の「ざわざわ感」を描いた映画を思い出したりも。自分のなかではけっこう噛みごたえのあった、学ぶことのあった映画。なにかと思い出すことが多いです。
2016年6月23日木曜日
Songs I Love #18
■Ramsey Lewis Trio - Wade In The Water(1966)
ウディ・アレンの映画「教授のおかしな妄想殺人」で使われていた曲から、ラムゼイ・ルイス・トリオというグループの2曲。
■Ramsey Lewis Trio - The "In" Crowd(1965)
2016年6月22日水曜日
Style Of The Day 06/2016
2016年6月21日火曜日
Asparagus!
2016年6月20日月曜日
Style Of The Day 05/2016
2016年6月19日日曜日
Irrational Man
■教授のおかしな妄想殺人(2015)
オープニングクレジットの字体デザインからお洒落なのとともに、音楽(ジャズ)もやっぱりセンスいい。あぁウディ・アレンの世界だ。
死んでもいいくらい絶望していた大学教授エイブ・ルーカスが、「抹殺」という目標を持ったことで「生の喜び」を取り戻す。
たまたま聞いた他人の会話の、「死んでくれたらいいのに」がきっかけで抹殺しようとなるのも滑稽だし、抹殺計画を進めるべく、スタスタと毒薬を盗みに入るシーンの背景に流れる軽快なジャズというのが、ワクワクと「おかしみ」極まりない。こういうところが好きだ。
最後は「え、そんなオチ」な、いつもながらの不意のあっけなさ。ウディ・アレンのブラックユーモア。好きだなぁ。ホアキン・フェニックスが山田孝之に似て見えた。
エイブへの恋心が冷めたジル(エマ・ストーン)が、「わたしって意外とふつうだったのね」と言うセリフや、隣のテーブルの会話をすっかり聞いてしまうだとか、日常の「あるある」な状況から、さらなる「おかしみ」に昇華させる手法が、わたし的にツボです。そこに見え隠れする感情と。
ウディ・アレンの次回作は、「カフェ・ソサエティ」なのかな。楽しみ。
日本版と海外版の予告編。
2016年6月14日火曜日
Reading
■音読
小中高のころは小説をよく読んでいたのに、おとなになったら、とてもハードルの高いものになっていました。ハウツー本、ノウハウ本、自己啓発本を読むのと、小説を読むのは、頭の使うところがどうもちがうんじゃ?根気が要ります。
図書館で借りてきて読み始めてみるものの、どうしても体が入っていかなくて投げ出してしまったものもあります。今回も、そうなりそうな予感をうっすらさせながら、投げ出す選択と迷いながら、もうちょっと読んでみよう、っと進んでいると、200ページ前後から「おもしろい」と感じる心と体になっていました。
なんだろう、この視界が急に開けた感じは・・・!
音読するとわかりやすいので、ところどころするんですが、そんなときは朝ドラ「とと姉ちゃん」の、片桐はいりさんのシェイクスピア舞台劇独演シーンが脳裏に浮かびます。
2016年6月13日月曜日
Armi elää! (Armi Alive!)
■「ファブリックの女王」(2015)
マリメッコの創業者アルミ・ラティアの人生を描いた映画。
アルミ、気性はげしい。
レコードを素手で割って夫に投げる、来客の前で。赤ワインを夫にぶっかける、レストランで。それも、自分は浮気相手と来ていて、夫が女の人といるのを見かけると、「あの野郎!」って突進していく。
耐えてた夫に一発殴られると、鼻血を顔じゅうに自分でのばして、「殺される~」っと大声。自分の不倫は棚にあげ、酒と浪費に溺れ、赤ちゃんが泣いていても知らんぷり。
えー、こんな人だったの。どこまで事実かわからないけど、すさまじい・・・
こんなズタボロになってまで、マリメッコを育てたのはなんだったのか。女性の自立?自分の影響力を証明したかった?戦争経験から?「つくっているのはライフスタイル」というセリフ。
「熱血」という言葉を、ひさしぶりに思い出した。
2016年6月12日日曜日
Yojiro
■与次郎
また「三四郎」の話です。与次郎のキャラがおもしろい。
わたしとは共通点がもっともなさそうなんですが、与次郎って「プチなコツ」を言う人で、いまの時代に合っている人だと思う。「○○になる方法」とか、ハウツーがウケる時代に。
聞いたらそのまんま入ってくるわかりやすい言葉。かんたんですぐにできるプチなコツが、「三四郎」の与次郎のセリフには、ちりばめられているように見えます。
わたしが思う与次郎像
でしゃばり
現場主義、企画・行動する人
人の世話が好きな性分なのか?
切り替えが早い、スーパーポジティブ
など。いつも、「○○で忙しい」「これこれだから大変だ」とか言ってて、あっちこっちで自分の行動模様を周囲に知らせているような人。まさにSNSっぽいし。「なんかがんばってる」のが「見えてる」から、けっこう失礼なことをやらかしたりしても、憎まれないんですよねー。
与次郎がいまの時代に生きてたら、SNSめっちゃ活用してそうだなーー。
2016年6月11日土曜日
2016年6月10日金曜日
Chocolate Shimmer
■チョコレートシマー
アイライナーを使い切ったので、おなじものをまた購入。50代の友人も、先日購入していました。ボビィ・ブラウンの、わたしは「チョコレートシマー」という色。自然調和に基づいたセレクトです。専用筆で描きます。
アイメイクは、何年もこれとマスカラだけ。あとは眉とチーク、部分用コンシーラーのみで。ファンデーションとリップは、しません。
服の色彩で顔色を良くしているので、化粧をそんなにしなくてもいいんではないか?という実験心から始まったんですが、いまのところこれでいい感じです。
もともと化粧品大好き。独身のころはかなりお金かけていたし、メイクアップのクラスで教えていたこともあったけれども、いまでは自然児のごとく、できるだけ人工物を肌に乗せていたくない感覚で生きています。ただし、発色にはこだわる。笑
化粧品の数が少なくて済む
=メイクの時間が短くなる
=洗顔がラク
=洗面台が汚れない
=そうじラク
ほか、メイクが崩れない、収納場所をとらない、お金かからないなど。
色彩学を追求するうち、こうなりました。この先どうなるかはわかりませんが、いまは快適です♪
2016年6月8日水曜日
Red & Green
2016年6月7日火曜日
Soy Milk Jelly
■豆乳ゼリー
数日置きに作っているかも。常備おやつ。気温が上がりだしてくると、食べたくなるんですよね。
もとのレシピから自分好みに砂糖の量をだいぶ減らしているけど、甘みはある。
常温保存できる豆乳をストックしておくと便利。
常温保存できる豆乳をストックしておくと便利。
2016年6月6日月曜日
Natural & Powerful
2016年6月5日日曜日
2016年6月4日土曜日
2016年6月3日金曜日
Songs I Love #17
■You Are The Universe - Brand New Heavies(1997)
めちゃくちゃカッコいい。って、ひさしぶりに聴いてみるたび思ってるような曲。
なかでもこれは、ダントツかも。ぜったい飽きない。タイムレスってこういうことか・・・ちょっとあらためて思う。
嬉しい。やばい。
いま新曲として出しても売れるんじゃないかなーと思うくらい、色褪せていない。
♪♪♪
2016年6月2日木曜日
2016年6月1日水曜日
Professor Hirota♡
■広田先生
社会人になってから小説をほとんど読まなくなった身にとって、「文学」なんていうのはハードルが高いです。
1年ほど前だったか、朗読音声で文学を聞き流しながら料理をする。というのをしていた時期がありました。
なかなかいい時間でした。
ところが最近あるご縁で、「三四郎」をちゃんと読む機会が舞い込み、最後まで読み切りました。
セリフを目にするほど深く考えさせられてしまい、読み直したりしています。
とくに広田先生のセリフは、考えるほど、こちらが洗脳されていくような感じになる。こんなこと人に言えないけど(変態と思われそうだから)、思ってしまっているみたいな心の奥を、引きずり出されるような気持ちになる。
先生~、やばいっス。
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