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2016年8月31日水曜日
Veggie
■野菜不足アラーム
この夏2キロ減っていた体重が、数日間の食事で1.2キロ増えました。
このところ、家庭の用事でいろいろ行くところがあり帰宅も遅く、買ってきたお惣菜などで済ませていたら、あっというまに増えたんですね。。
「好きな食べものは?」と聞かれたとしたら、「やさい」という可愛げのない答えを返さなくてはならないくらい野菜を愛していています。ですが、このところ野菜不足の警報アラームが体から発令しているのがよくわかり、やばい、と思っていました。そしたら口内炎ができました。(笑)
野菜不足アラーム、感度抜群ですね。
人の体は、1シーズン前の食生活が次のシーズンに体調として表れるそうです。
数日、あるいは半月くらいの乱れた食生活くらいはリカバーできるだろうと思っているのですが。
自分でつくった食事が好きなので、たとえ忙しく働いていてじゅうぶんな収入があって、買ったお惣菜や外食で毎日生活できるとしても、わたしは体がしんどくなるので、いやです。
そんなところも、やはり「家庭人」なんだろうか。。
料理がうまいわけではなく、ふだんの食事はお洒落じゃなくていいと思っている中身重視。
精進料理や江戸時代の食事に関心がありますが、それを再現しようと燃えるわけでもなく、食べたいものを食べています。効能は、参考にしますが。
そういえば、うちは白砂糖をもう何年も使っていなかったのですが、砂糖そのものを使わず「みりん」で調理するかたの話を聞いてから、自分で実験していました。
たしかに、砂糖でなくても美味しくできました。それがいいのかどうかわかりませんが。
写真は、とり団子とチンゲンサイのスープ。チンゲンサイは「冷え性」にいいそうなので、よくつくりますよ。
2016年8月30日火曜日
Summer
■家庭人
お盆あたりから、近所の木々の葉っぱが色づき始めているのに気づいて、もう秋だなあと思ったのを覚えているのですが、このところ忙しくあっというまでした。。
身内の入院先に頻繁に顔を出したり、実家の犬をトリミングに連れて行ったり、夫の親類がいる老人施設も訪ねましたし、やはりわたしは「家庭人」なのかなあと、あらためて思いました。
以前、ある作家さんがエッセイのなかで、自身の人生を振り返って「ファミリーガール」と表現していたとき、個人的に経験されたことがいくつもこわいくらい似ていて、すごくわかる!と思ったことがあります。そういう人種が世の中には、いるのかもしれません。。(笑)
ある人から見れば、親離れ子離れができていないと見えるのかもしれませんね。
そのとおりだなと思うときもあれば、そこに自分がやることがあったから、とも言えますし・・・・・困ったり疲れている人がそこにいたら、見過ごせないんですよね。ちょっといやだな~というときも、ありますけど。(笑)
地味な日々ですけど、人に見せるために生きているわけではないですし、人にわかってもらうために生きているわけでもないですね。
言葉を尽くしても、相手の受け取り方でいかようにもなりますし、その先のことは、自分ではどうにもならないものです。だから、自分がいまの自分に「大丈夫」と思ったら、なにをしていようとそれでいいんじゃないですか。
そういう時期なんだ、と向き合っていればいいんじゃないかなあ。
ブログやSNSのある時代に生きていると、いいところしか見せてはいけないみたいなところがあるけれども、考えてみると人の姿として不自然ですよね。苦しい人、進まない人、根が暗い人、いろいろあるだろう。
ゴーヤの季節もそろそろ終わり。うっすらミントグリーンの色をした、「白ゴーヤ」
白ってやっぱり目立ちます。遠くからでもわかるくらい。反射率、最強ですから。
2016年8月22日月曜日
Mustang
■親の理想 「裸足の季節」(2015)
「裸足の季節」というトルコの映画があります。10代の5人姉妹の物語です。ごらんになりましたか?
両親を亡くして祖母とおじといっしょに暮らす姉妹たちは全員が美人で、男の子と遊んだり好きな服を着たり、奔放な日々を楽しんでいました。
祖母やおじに叱られても、従いません。しかしある日ついに家のなかに閉じ込められ、学校をやめさせられ、軟禁状態のまま彼女たちは花嫁修業を始めさせられるのです。そして、ひとりずつ結婚させられていきます。
トルコの宗教観がかかわってくるので、日本ではなじみのない話です。ですが、「親の理想」について考えたとき、わたしはこの映画のことを思い出すのでした。
個人的なことですが、どうしておかあさんはわたしにあんなことを言っていたんだろう?と子供のときから自分のなかに秘めていた問いがありました。大人になってその答えは、「それが理想だったから」だと判明したときがありました。
それを知ったとき、拍子抜けしたというか、呆気にとられたというか、複雑な思いになりました。
理想って?理想の意味が、わたしはよくわからなかったのです。頭のなかには長いあいだ、理想という言葉自体がまったく存在していませんでした。
10代、20代のころは、雑誌などを見て「こういうのが理想」って自分も言っていたと思います。ですが、たぶん20代後半あたりから、理想を抱かなくても生きるようになってきたのか、ただ現実を生きていたように思います。
こうなったらいいなあというのはありますが、それは先日書いたゴーヤの実がなったらうれしいくらいの次元なので、理想かというと、すこしちがう気が。
一生知ることはないだろうと思っていた答えを、ウン十年を経て知ってしまい思ったのは、理想のことを、「社会的にそうであるとよいとされること」に言い換えたとき、その価値や基準は、時代とともに変わるということでした。
こうあればよいとされていたことが、近い未来では時代によっては、あるいは置かれる環境によっては、どうでもいいことになっている可能性もあるのではないかな。
子供がいたら理想の子供にしちゃいたくなるのかもしれないし、わたしは子の親ではないのでわかりませんが、自分以外の他人(子供も自分以外です)に託す理想は、あんまり抱かないほうがいいのかもしれませんね。
子供がいたら理想の子供にしちゃいたくなるのかもしれないし、わたしは子の親ではないのでわかりませんが、自分以外の他人(子供も自分以外です)に託す理想は、あんまり抱かないほうがいいのかもしれませんね。
いいところを伝えてあげるくらいでいいのかもしれません。愛しているよ、ということと。
苦手分野はほかに得意な人がやるでしょうし、その人の性質としてないものを、むりやりできるようにさせようとしても、いいことはないでしょうし、マルチな人であらねばならないことは、ないような気がするのです。
苦手分野はほかに得意な人がやるでしょうし、その人の性質としてないものを、むりやりできるようにさせようとしても、いいことはないでしょうし、マルチな人であらねばならないことは、ないような気がするのです。
実際、わたしは母の理想どおりになりませんでしたし、人を変えることはできませんからね。
自分が変えることができるのは、自分です。
これを書いていて思ったのですが、「欲」なのかなあ。理想というのは。むかし物欲にまみれていたわたしですが、いまは家と食材があればじゅうぶん、と思うので。
それが足りているので、理想というとピンとこないのかも・・・・・あ、理想の体重はあるといっていいかもしれません。ダイエットはしていませんが。身長は変えられませんが、体重は変えられますね。
さてこの映画、監督は女性です。
美しい5人姉妹、彼女たちの部屋や一軒家の内装のちょっとくすんだパステルカラーのブルー、きみどり、ピンクなど、ガーリー番長ソフィア・コッポラが手掛ける映画の映像によく似ています。
「トルコのソフィア・コッポラ」と、わたしは勝手に名づけました。
英語のタイトルは"Mustang"というのですが、これは、野生の馬、野生化した馬という意味らしいですよ。生命力あふれる姉妹たちのことなんだろうなあ。邦題「裸足の季節」だとぜんぜん伝わらないところ。(笑)
自分が変えることができるのは、自分です。
これを書いていて思ったのですが、「欲」なのかなあ。理想というのは。むかし物欲にまみれていたわたしですが、いまは家と食材があればじゅうぶん、と思うので。
それが足りているので、理想というとピンとこないのかも・・・・・あ、理想の体重はあるといっていいかもしれません。ダイエットはしていませんが。身長は変えられませんが、体重は変えられますね。
さてこの映画、監督は女性です。
美しい5人姉妹、彼女たちの部屋や一軒家の内装のちょっとくすんだパステルカラーのブルー、きみどり、ピンクなど、ガーリー番長ソフィア・コッポラが手掛ける映画の映像によく似ています。
「トルコのソフィア・コッポラ」と、わたしは勝手に名づけました。
英語のタイトルは"Mustang"というのですが、これは、野生の馬、野生化した馬という意味らしいですよ。生命力あふれる姉妹たちのことなんだろうなあ。邦題「裸足の季節」だとぜんぜん伝わらないところ。(笑)
2016年8月21日日曜日
Summer
■2大イベント
お盆はゆっくりできましたか?と昨日あるところで聞かれ、わたしのまわりにいた皆さんは、ハイ。と笑顔で返していました。
内心、えーそうなんだ。と思ったわたしです。
お盆はわたしにとって、1年のうちでもっとも忙しくエネルギーを使う2大イベントのひとつだからです。もうひとつは、年末年始。体調をととのえてのぞみます。
今年は直前にいろいろあってそのままお盆を迎えることになったのですが、1日で10回くらい移動をしました。もちろん車ですし、わたしは乗っているだけなので(もちろん着くたびに降ります)、ブーブー言ってはいけないし言ってもしようがないのです。ですが、暑いなか移動を繰り返す行動って、車であっても堪えますね。
インドでこんなことあったよなあ・・・・・インドでの体験と紐つくほど、なんだか暑く、体力を奪ったのでした。
夫たち一家は、むかしからやってきたことなので体が慣れているのでしょうが、それでもこの1日をこなす義母の体力を尊敬したのでした。帰りの車中でわたしはグワングワンの脱力状態で爆睡しながら、長時間グワングワンに上半身を傾斜させていた影響で、翌日、首が激痛。
あるかたのブログに、「ご詠歌」をお盆に詠んだ話がでてきて、あーうちといっしょ。ご詠歌を詠むという人にいままで夫の先祖の地域のほかで会ったことがなかったので、いるんだ~と、はじめて知りました。
わたしも結婚してから知った「ご詠歌」なので、よく知らないですが、各お寺の和歌みたいなのを、40分くらいかな~、大きな声でみんなで詠むのです。夫は子供のころからの習慣なので、暗記しているみたいです。わたしもわけがわからなくても詠まなくてはならないのです。ほんと、異文化ですよ。(笑)
写真は、セージの花です。
2016年8月16日火曜日
July
■ゴーヤの実
ゴーヤの栽培の、その後です。
7月、雄花がたくさん咲き始めても、雌花は最初は見当たりませんでした。調べてみると、雄花に対して、雌花は咲く数がもともと少ないそうです。うちの場合は、雄花の満開期にちょっと遅れて、雌花が咲き始めました。
両手に華どころか、そこらじゅうにメンズがいるかんじです。毎日100こくらい咲いていましたから。
虫が花粉を運んで自然受粉するのかどうか、わからないですし、それでも実をならせたいなら自分で人工受粉です。実がなったらうれしいなあなんて思って、人工受粉を始めたころのことです。
たまたまいつもとちがう、横からの角度で立っていたとき、はじめて目に飛び込んできたのが写真のゴーヤでした。すでに8センチくらい。正面から見ると葉のうしろに隠れて、まったく見えていなかったのでした。。。
こんなになるまで、だれにも気づかれず。うれしいよりも先に、「ギョ!」でした。すごくグロテスクだったから。いきなり8センチ大ですし、インパクト大でした。
ということは、これはわたしが受粉させたものではなかったし、自然受粉したんだとわかりました。
2016年8月13日土曜日
Life
■きらいなこと
ベランダにカマキリの赤ちゃんがいました。ちょっとうれしかった。
そういえば小学生のころ、カマキリの赤ちゃんをみつけて、持って帰ったことがありました。翌日、それが2匹になっていてビックリ!どういうことだったのかというと、脱皮して1匹のほうは「抜け殻」だったのでした。。。
話は変わりますが、暮らしのなかでどうしてもきらいなこと、ありますか?
わたしは、レシートを記録するのが大きらいで、これまで工夫もしてきたのですが、やっぱりきらいです。
帰宅したらすぐ記録して捨ててしまえたらいいのですが、帰宅して買ってきたものを冷蔵庫に入れたり、食事の支度に入ったり、ついたまってしまうのです。
結婚当初は夫がつくったエクセルファイルを渡され、それに入力していたのですが、男の人がつくる計算式だらけの家計簿、こまかいわ、使いにくいわでつらかったです。(笑)
その後アイフォンの家計簿アプリに移り、カメラで読み取ってくれる機能もあり、以前と比べたら快適になったのですが、レシートをためる習性は直らず、家だとどうしてもほかのことをしてしまうので、買いものをした帰りの電車内で入力するなど(電車内ではカメラ機能は使いません)、ときどきはしています。ときどき。
最近も、たまったのをひたすら記録しながら、これをどうやったら楽しくなるか?など考えていました。
それで思ったのが、買いものをしなければレシートが発生しないということ。つまり、根本を断つ。
買いものをしないで暮らすのは不可能なので、生活必需品は買うのですが。そこまでレシート記録がいやなんか?って、ハイ。。。
根本を断つというところで、もうひとつ、記録するのを断つという方向もあります。
わたしのまわりの主婦の皆さんは、そもそも家計簿なんてつけない人も多く、すごく堅実そうな友人でも、「数か月つけてみておおよそ把握したから、もうつけてない」と言っていました。
つけない選択はちょっとないなあと思う自分は、堅実な友人より堅実なのか、用心深いのか、執着なのか?ああ身軽になりたい!
2016年8月8日月曜日
Sampo
■犬と暮らす
最近、実家の犬を何度か預かりました。
いまの時期、暑さにすごく気を遣います。留守番させて出かけると、エアコンのタイマーが何時に切れるから早く帰らなきゃ。とか、人間のお子さんを育てておられるかたには犬といっしょにして失礼なんですけど、「お迎えがあるんで帰ります」の気持ちがわかりました。
ちょっと前のことですが、はじめて犬を預かって、散歩に出たときのことです。
歩いていると、前方からひとりの50代くらいの女性が歩いてきました。その人がこちらを見るなり、「また会ったねええええ~!」と、走り寄ってきたのです。固まる犬とわたし。。。
ぜったい会ったことないし、散歩はじめてやし・・・・・ダ、ダレ???
おかしいのを隠しながら、話を合わせました。おかしなことが、よく起こるんですよね。。。
2016年8月5日金曜日
Wagashi
■桔梗堂 冷やし白玉しるこ
あんこぎらいのわたしでも、ずっと大好きなのが、西宮にある桔梗堂(ききょうどう)の冷たい白玉しるこです。
食べたことのないかたは、一度食べてみてほしい。もう1こ、ほしいなあ。。となるはずです。わたし的には、洋菓子よりもこちらを選びたいくらい好きな味、まあ好みですが。
見ための色あいも、やわらかく涼やかではありませんか?
色彩の余談ですが、スモーキーなあずきカラーにベビーブルーなんて配色、すてきです。写真のまま、白やシルバーもいっしょにどうですか?ファッションやインテリアに。
白玉しるこ、お取り寄せできるみたいですよ。ホームページがみつからなかったので、毎日新聞のこちらの記事をよかったら読んでみてください。
2016年8月4日木曜日
August
■戦後45年から
自分がこの歳になったからか、オバマさんが広島に来たからか、小津映画の影響か、いつからかなんとなく感じていたことがありました。
すごく覚えている小学校時代の記憶があって、わたしが小学生だったとき、戦後45年の節目だからと、戦争について調べたり作文を書くという課題が出されました。
いまだったら、なんで45年で?節目というなら50年じゃない?と思うんですけど、なぜか45年だったんですよね。。。
そのときの45年前なんていうと、当時の自分にとってははるかむかしの遠い世界のように感じたのですが、戦後70年になり、オバマさんが来た、というできごとを迎えて、あのときの45年の日から25年が経ったのかあ。と、わたしのなかでは、小学校で教わった「戦後45年」がひとつのポイントになっているのです。
また、小津映画を通じて、50年代、60年代の日本の家庭の様子、はたらく女性やおじさんたち、集合住宅の間取り、服装、夫婦や親子の会話などなど観察するうち、戦後わずか10年、20年やらで、復興、高度経済成長期に入っていくさまをあらためて考えてみると、自分が生まれた時代は戦争から遠い遠い日だったわけでもないなあ、といまは思うのです。
小津映画にでてくるおじさんたちの会話は、いまだったら放送禁止なんでは?というようなセクハラ発言がけっこうありますね。まああれが本音というものかな~?
2016年8月3日水曜日
Green Curtain
■みどりのカーテン
ゴーヤの花が、毎日100こ近く咲きます。
ゴーヤの花は、1日でポトッと落ちるのがふつうみたいで、花のほとんどは雄花で、それに対して雌花は少ないです。
ほぼまんべんなく覆われたので、家のカーテンしていなくても外から見えないんじゃないかな。おおきい葉っぱは、手のひらよりもおおきいくらいです。最近は追肥の頻度を上げています。
2016年8月2日火曜日
Veggie
2016年8月1日月曜日
Goya
■ゴーヤの栽培
なんだかあっというまに7月が終わった感じ、犬を預かったり実家を手伝ったりしていたからでしょうか。今日から8月なんですね。夏が本番。
7月、精を出していたことといえば、ゴーヤの苗を育てることでした。ゴーヤの講習会に参加したことは前に紹介しましたが、あれから自分で育てています。
毎日水やりするのはほかの植物もおなじですが、棒とネットを張ったところにゴーヤのツルが伸びてくると、「摘心」と「誘引」をします。
きれいに隙間なくグリーンにしたいと思っていたので、上に伸びようとするツルを横に這わせたり。
1日で10センチくらいは伸びているみたいだったので、ぼーっとしていてはまだらにスカスカになったり、それも初心者なのでまあいいかとは思うのですが。。。性格的なものなのか、まめにやっていました。
これがけっこう楽しいんです。これをこっちにやって、ゆくゆくここの隙間が埋まって・・・とか設計していく。天井いっぱいまで伸びたツルをつかまらせてやる場所に巻きつけたり、元気のない葉を摘んで、ほかに栄養が行きわたるようにしてみたり。
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