ヴァレンティノの創始者 ガラヴァーニ氏(Valentino Garavani)による服、世界観、女性像は、
フェミニニティにミラノモードのスパイスをふりかけて、可憐で上品な、洗練の世界を見せてくれたように思います。
中学、高校のころ、影響を受けた大きなエッセンスのひとつです。
そんなガラヴァーニ氏が2008年に引退して、新たなデザイナーによるヴァレンティノのコレクションは、ときには
こんなのヴァレンティノじゃないなーと思ったり、彼ら(現デザイナーは2人組)はどこへ向かおうとしているんだろう?
と考えてみたり。
でも、ビッグメゾンを引き継ぐ若い優秀なデザイナーというのは、それは真摯に(私なんぞが勝手に想像する以上に)
メゾンの歴史やスピリットに向き合っているわけで。2014秋冬コレクションでは、ポップアートのような
新しいファッションのなかに混ざって、ガラヴァーニ氏を思い起こすシルエットや質感を見ることができた。
そうそう、この感じ。なんて思いながら、嬉しく見ています。
via style.com |
たくさんの数のルックを調べたりしていると、一見奇抜なファッションでも、よくよく見方を変えてみると
メゾンの過去のクラシックな服たちを現代にアレンジして、スタイルを受け継いでいることに気がつくときがあります。
シルエット、ライン、質感、さまざまなディテールから見てとれる。ディオール、シャネル、サンローラン、ランバンetc.・・・・・
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