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2017年10月9日月曜日

白洲正子


美しいものをわざわざ見に行ったりするのって昔は大好きで、お金もかけていたんだけど、だんだんどうでもよくなってきてるというか。たくさん見たからもうおなかいっぱいなのか「自分で考えたらよろし」みたいになってきていて、わざわざ行かなくてもどうってことないな、と体でわかってからは、積極的には行かなくなってたんですよね。たまには行くけれども。





久しぶりに白洲正子の世界をのぞいてみたら、やっぱり「見る」ということが大事なんだわ。美しい世界だけに言えることじゃないけど、見て、知るということは考えるきっかけになるし、発想につながる機会にはなるなあ。と思ったのでした。

昔はそんなことばっかりやっていたけれど、けっこうエネルギーの要ることだったんだなあと思うんですよね。たべるものと寝るところがあればよし、みたいに究極なっている今、たくさん求めてないし、なくても生きてはいけるんだけど、ときどき触れるのはいいし、映画でも旅でも「見て知る」ということが好きであることは変わってないと思います。





2017年7月17日月曜日

台北の朝ごはん @香満園


またべつの朝、魯肉飯をたべに行ったら、魯肉飯も美味しかったんだけど、いっしょにたのんだスープが好きなかんじでした。





香満園という店の、魯肉飯、金針赤肉湯というスープです。ここの魯肉飯は、高菜がついていました。美味しかったんですよ。スープも好きなかんじでした!きれいな色でしょう?

カンゾウという植物の花らしいです。あと、肉てんぷらも入っていました。べつの日、またたべに行こうかなと思ったくらい。どこの店も、だいたいうす味です。そのほうがたべやすく、わたしはちょうどいいです。

振り返ってみると肉が入った料理が多い気がするんですが、うす味だからか、調理の仕方なのか、あまり油っぽくなかったんですよねえ。





この席位置でおひとりさまだったんですけど、わたしがたべているあいだ、買いにきて持ち帰っていく人や、現地のおばあさんがひとりでたべにきたりしました。にぎわってます!最寄は、MRT雙連駅。出てすぐそこです。





2017年7月16日日曜日

台湾の朝ごはん @今大魯肉飯


朝ごはんに、魯肉飯(ルーローファン)をたべに行った日もありましたよ。こまかく刻まれた豚肉を、ごはんにかけたもの。甘辛な味ですが、いろんな店でたべてみると、ちょっとずつ味や照りにちがいがあるようでした。





今大魯肉飯という店の、魯肉飯、香菇排骨というスープ、煮卵、煮豆腐です。いくつかの店で魯肉飯をたべてみてわかったんですが、ここの魯肉飯はわたしの好きな部類でした。

どこの魯肉飯もそうでしたが、ちいさなお茶碗に少量なので、ちょっとおなかすいたときにもいいです。わたしは、ちょっとだけたべられる店が好きなのかも。

煮卵、煮豆腐、スープも美味しかったです。スープの中身は、しいたけ、肉、貝など、たっぷりの量。





この店、台北市外にあり、降りてみると観光客いなさそうな工業地域(?)のような場所でした。最寄は、MRT菜寮駅です。

途中の公園で、雨なのに傘さして(あるいはレインコート着て)体を鍛えている高齢者が何人もいたりして、健康意識の高さがうかがえました。このような光景はいろんな場所で見たんですが、この意識の高さ、うらやましいです!高齢者が、傘さして本気で走ってるんですよ!

頭のなかで、ロッキーテーマが流れてくるような。いえ、実際は牧歌的なんですけど・・・・・。鉄棒はじめ、公園はトレーニング遊具のようなものが充実しているようでした。












台北の朝ごはん @阜杭豆漿


台湾の朝ごはんやさんは、早朝5時台、6時台からやっていたりしました。なくなり次第終了とか、お昼ごろまでやっていたり。がんばって早起きしました。

歩いていると飲食店いくらでもあるんですが、胃袋ひとつしかないんで、ネットで調べたりして評判の店、興味のある店にしぼって行動しました。たべものに関しては、自分と合うかんじのブロガーやブログをみつけたりできると、いいですね。





阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)という店の、鹹豆漿(おぼろ豆腐ふう豆乳)、厚餅夾蛋(卵入り厚焼きパン)、台湾ふうおにぎりです。「鹹」っていう漢字、薬膳を学んでるおかげで塩味だなってわかりました。

建物の2階が店で、外まで長い行列でした。並んで、注文して、たべるところまでで、わたしのときは約1時間。滞在中もう1回たべに行こうかなと思ったくらい、やさしい味。鹹豆漿、美味しいです。

卵入り厚焼きパンもたべましたけど、またたべたいって思ったのは鹹豆漿。

台湾ふうおにぎり(ビニール袋に入ってます)は、大きいんだわ・・・・・。ボリューム的に、たのまなくていいかんじでした。なかに3種類の具が入ってました。

どこの朝ごはんやさんでも見た光景ですが、現地の人は、どっさり何人分も持ち帰ったりしていました。家族や職場のぶんかなあ。





最寄は、MRT善導寺駅。近くの希望広場という場所で、土日はオーガニック食材の大きな市場がやっていました。見るからに新鮮で、ドラゴンフルーツ試食しましたよ。

わたしは土日連続、この市場に行きました。市場好きなんですよ。ななめ向かいにあるオーガニックスーパーにも行ってみましたが、とくになにも買いませんでした。








2017年7月11日火曜日

台湾文化


朝ごはんやさんがある文化って、いいですねえ。昨晩、台湾から戻ったんですが、今朝、朝ごはんをたべに行かないことが不自然に思えて、どこかないかなあ?コメダ珈琲くらいしか考えつかなかったんですが、そんなにガッツリじゃなくて、200円~300円くらいでたべられるところって日本にないなあ・・・・・。

台湾にいたあいだ、肌の調子よかったんですよ。日本じゃ皮膚科のお世話になってるのに、湿度のせいでしょうか?日本の湿度もすごいと思うんだけど、台湾ほど湿気てないのか?いや、逆なのか?よくわからないですけど・・・・・。

汗かいてちょっと臭そうになっても、みんな気にしないっぽかったです。臭かろうが汚かろうが、平気で出歩いていいようなかんじなところが、よかったのかもしれませんねえ。日本だと公害ですもんね!汗かくの、大事です。





現地の人、ダルダルに伸びた、穴のあいたTシャツのおじいさんとか、ふつうにいました。パンツ一丁で、真っ黒に日焼けした裸の車いすのおじいさんも見ました。これ、日本じゃ不審者でしょう。

でも、日本人だなってわかる人たちは、服装きれいでした。わたしも日本人ですが、ひとりで歩いているとなぜか、どこかからの旅行者に道を聞かれたりしました。ちがうんですけど!って、内心フシギでした・・・・・。まあ、捨てるつもりの服を着ていたんですが・・・・・。

そうなんです。捨てるつもりだった服が、台湾で着るのにちょうどよくて役に立ったんですよ。いやあ、こんなこともあるんですね!TPOって、こういうことだなあ。雨でも屋台でも汗だくでも、平気です。服の機能面を見直した、ちょっと発見でした。

たべものの味がうすくて、スイーツの甘さもうすくて、なんかやさしい味だし、ぷるぷるしっとり肌になって、交通費が安くて、どこへでも電車と歩きで出かけられて、たまのマッサージで体のクセにまた気がついて・・・・・。わたしには最高かもしれないですね。





2017年7月4日火曜日

生姜とかいろいろ


生姜ごはんを気に入ってたべていたんですが、ほかもやってみたくなり新生姜で塩漬けをつくってみました(ちょっと前です)。きれいなピンクになって嬉しいし、美味しかったんだけど大量にできてしまいました。そのまんまたべると、あんまり減らない・・・・・。

アレンジいろいろしたらよかったんでしょうけど、留守する直前だったんでチャーハンにたくさん使って、あと義理実家にあげました。







チャーハンにしたら、ピンクは消えちゃうんですよねえ。義理実家がくれたロメインレタスがあったんで投入。ロメインレタス好きなんですよ!火を入れると美味しい。

ロメインレタスをチャーハンにしたのはちょっともったいなかったような気がしましたが、留守直前で食材たべきるのと植物の水やり装置つくるのが最優先だったんで、まあいっかです。





短期間ハマった、こねないパンづくり。元のレシピを、豆乳や甘酒先生に変えたりして改良実験してました。超シンプル材料なんで、トッピングといっしょに楽しむって感じでしょうか。ヘンなものまざってないですし、いいと思う。





無性にたべたくなっていたコーヒーゼリー。つくりたくなるときが、ガーッとやってきて、ある程度したらおさまるみたいです・・・・・。つぶして、豆乳とアガベシロップかけてたべるのが好きです。





2017年6月27日火曜日

藤井四段を見て、14歳のときどんなだった?


藤井四段の29勝がかかった対局に、わたしもそわそわして途中の様子を伝えるニュースを目にしたりしたんですが、真上からいまの状況の将棋盤が映し出されるだけで、将棋のルールを知らない人が見たら、さっぱりわからないんだわ・・・・・。気になるんだけど、あれを見て、自分は見てもわからないんだったって無言で固まってました・・・・・。

将棋のルール、知ってたらおもしろいと思うんですけどね。チェスも、知ってたらおもしろいと思うんだけど。映画のなかでチェスのシーンがでてくると、知ってたらもっとこのシーンの意味がわかるのに!って思う。でも、いまから勉強するにはむずかしそうだわ・・・・・。

藤井四段を見ていて、14歳のとき自分どんなだった?と思い出すと、映画と「ファッション通信」と洋楽の世界にのめりこんでましたねえ。

それから、缶紅茶「ピコー」が好きで、登下校時よくのんでいたし、あのCMが好きで、ピコーの広告を雑誌から切り抜いてノートに貼ったりしてましたよ。メイド服の外国人が「ピコー」って言ってするポーズ、それに歌。いまも覚えておりますわ・・・・・。紅茶花伝っていうのもありましたねえ。





写真は、先月のうちのバラ。はじめは小さいポットだったのが、今年はなぜかいっぱいつぼみをつけましたよ。



***



みつけましたよ!ピコーCM。でも・・・・・。





あら?メイド服じゃないわ?わたしボケたか・・・・・。





2017年5月6日土曜日

若冲


海北友松(かいほうゆうしょう)展に行ってきました。よかったんだけど、そのあと訪ねた若冲展で若冲の作品たちに惚れ惚れとなってしまい、その前の記憶がちょっと失われてしまいました。

何度お目にかかっても、線の美しさ、デザイン、ユーモアのセンス、超絶技巧、すべてがたまらんです。体の芯から揺さぶられ、ああ、ずっと観ていたい♡


生誕300年の去年、東京では長い行列ができた若冲。信心深い彼は京都・相国寺の大典和尚と親しく交わり、禅の教えを乞うた。そのため、相国寺には若冲作品が多く残る。開催中の「伊藤若冲展」後期展示は酉年にちな...:


江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲。今年は生誕から300年にあたり、各地でさまざまなイベントが開催されている。若冲と最もゆかりのある寺として知られる京都・相国寺。この寺域に構える承天閣(じょうてんか…:

Ito Jakuchu. Detail of Bamboo Fusuma:



なんてかっこいいんでしょう。惚れ惚れとしか言いようがないです。命あるすべてのものたちへの、若冲のあたたかな眼差しをバシバシと感じるわけです。動物だけじゃなく、やさいにも。それをとんでもなく細密な技で表現しているすごさ。前にも観たことがある作品でも、ため息と驚嘆で毎度動けなくなってしまう。

若冲さまは、変人だったでしょうね。会ってみたかった!でも、酒や女や社交や商売には関心のない人だったらしいので、わたくしもそういうところがあるし(苦手・・・・・)、会話は弾まないでしょうねえ。


【展覧会】 伊藤若冲生誕三〇〇年記念展[後期] 相国寺承天閣美術館 5月21日まで and more | サラマ・プレス倶楽部 活版印刷 à la carte:



そして、海北友松展。


「海北友松展」の画像検索結果





2017年5月3日水曜日

やきいも


うちに犬が滞在していたとき、やきいもを犬といっしょに食べていたんですが、犬が帰ってしまってもひとりハマっており、いまも続いています・・・・・。

売ってるやきいもがすごく美味しいんだけど、家でもじゅうぶん美味しくできますね。オーブンで170℃80分。蜜たっぷりそうな立派な紅はるかが箱単位で安く売られていたときは、持って帰れるか真剣に悩みましたよ。

スイーツみたいな品種が最近いろいろあるから、スイートポテトつくろうって思わなくなっちゃいますね♡ああ、でも旬ってもんがありますねえ。いつまで美味しいさつまいもが手に入るだろう・・・・・。




前回うなぎのことを書いたんですけど、あれまちがっていました。春の土用は、うなぎは関係ないんですね。夏以外の土用期間も食べたらいいんだと思ってました。参考にされた方はいらっしゃらないと思いますが訂正しておきます。

それにしても、どこからそういう解釈になったんでしょうあたくし・・・・・。じつは息巻いてうなぎ店に問い合わせたら、ぜんぜん混んでないらしく明らかにこっちとの温度差を感じ、わかったんでした。はははは・・・・・。ヘンな客。

春の土用は、たけのことか山菜とか食べたらいいんだそう。なあんだ。たけのこだったら、たらふく食べてましたわ!





2017年5月1日月曜日

土用期間なんだけど


ゴールデンウィークは人の多いところへは出て行かず、ゆったり過ごそうと思っていたんですが、なぜか夫の一声で腕時計リサーチに出かけてしまい、歩きと電車でどんだけ移動したんでしょう。時計店7か所をまわって1万5000歩・・・・・。

わたしひとりだったらどこかで失速しちゃうんだろうけど、夫がいると、この勢いでいっちゃうかっとなるんですね。わたくしのリサーチに協力していただいているので大変ありがたいんだけど、どこも人が多くて終盤なんだか頭痛がしてきました・・・・・。静寂を渇望してヘトヘトで帰宅したら、夫がバラエティ番組を観始めるし。まあでも、いろいろ勉強になりました時計の世界。





土用期間中は春の終わりとして残していることをやってしまうとか、うなぎを食べるとか夏の備えを考えていたのに、もう土用期間が終わる・・・・・。どこでうなぎを食べる(あるいは持ち帰りとして買う)のがいいのかしら?と調べてはいたんですが、こういうのって1週間くらい前から予約しておくもんじゃないのかって、ふといま思ったりしてます。


そして、ルドヴィコ・エイナウディ。やすらぐ♡








2017年4月29日土曜日

メット・ガラ ドレスをまとった美術館


ゴールデンウィークになるとどこも混むので、その前にやっておきたいことをするべく、お直しにだしていたくつの引き取りとか、それとはべつのくつを微調整してもらうとか腕時計リサーチとか、誕生日だった義理母と義理妹にスイーツ購入とかいろいろあってついでに映画「メット・ガラ」を観てきました。

メット・ガラのニュースは毎年見るし、こういう話はもう食べ過ぎた感じでいいやっていまでは思うときがあるんだけど、期限が迫る無料鑑賞券をもっていたので使いたかったのでした。で、観たらやっぱりおもしろいんですね。


The First Monday in May (2016) - doc showing gruelling behind-the-scenes of the most glamorous night in fashion: the Met Ball [Trailer]:


メトロポリタン美術館の服飾部門キュレーターが、メット・ガラの時期にあわせて中国をテーマにした展覧会をつくりあげていく奮闘の日々と、メット・ガラを取り仕切るアナ・ウィンター率いるヴォーグ軍団の裏側と、チームに加わったウォン・カーウァイやバズ・ラーマンが打ち合わせなどに登場する、という話です。

バズ・ラーマンってこういうところにでてくるんだなあ。世界観すごい似合ってるし。


The First Monday in May Movie Review:


ゴールドのドレスのジェシカ・チャスティンのお姿から映画は始まる。ガリアーノのディオール時代の作品や、ガリアーノご本人もでてきてインタビューに答えておられ、わたくし涙がでそうになりましたよ。お直しされたお顔が不自然でこわかったですけど・・・・・。

マックィーンもね。マックィーンの作品を表すとき、3つの言葉がでてきてひとつが怖さ、恐怖、みたいな言葉だったんだけど、すごい同感でした。わたしは彼がつくるファッションの怖さが苦手だったんだと。


The First Monday in May (image 1):


それから、ウォン・カーウァイがいいこと言ってました。中国のいまじゃなくて過去に焦点を当てることに不満をもらす中国人スタッフ?たちに、「発展途上だから前に進むために過去を振り返るのだ」みたいなことを。

いまがどんなにすばらしくても過去のなにかを受け継いで成り立っていること、そういう文化歴史を携えてこれからも進んでいく冷静さ、謙虚さみたいなものを、いまのわれわれを見てよって言いたそうな方々相手に示していたようにも見えた・・・・・そんな1コマでございました。





2017年4月19日水曜日

通学


この春から小学校へ電車通学する友人のお子ちゃんがいるんですけど、千葉の女の子の悲しい事件を見ていると、こんなあぶないなかひとりで電車通学って大丈夫なの?と思ってしまう。

近所のお子さんたちを見ていても、親つきで遊ばないといけないよなあ、でも働いていたらそんなことできないよなあ、家から出られないなあとか。たいへんな世の中です・・・・・。




「アメリカン・ビューティー」という映画のなかで、娘の同級生に惚れて、妄想と肉体改造に励む中年男(ケビン・スペイシーが演じてました)がいたんだけど、もうアメリカの話でも映画のなかの話でもないですね。

わたしが電車通学していたとき、こんなだったっけ?あのころも、おそろしいことととなり合わせだったんでしょうか・・・・・?

「これからの日本は子供にとってあまりいい将来はないから子供をつくろうと思わない」と、20年以上前に言っていた人のことを思い出すんだけど、ほんとうにそうなったんだろうか・・・・・。

ひとりで電車通学はあぶないと思う。となると、親が車で送っていくしかないんだけど。




それから、コンビニに手軽にエロ本を置いてるのやめましょ。30年くらい前、祖父母が暮らす地方の町の本やさんの外に、エロ本の自販機があったんですよ。だれもが通るストリートにですよ。あれもいま思うとおかしいと思う。なんであんなもんがあったんでしょう。当時の女の人たちは、どう思ってたんでしょうねえ・・・・・。

あの自販機が、コンビニに変わっていったんじゃないでしょうか。ああいう文化って、日本だけなんじゃないの。





2017年4月4日火曜日

つぼみの姿も可愛らしい


一眼レフ持って、スニーカーはいて、1万歩超えで歩いてきました。なんか久しぶりに夫婦で落ち着いたふつうの休日を過ごせた気分でした。お互いの実家の介入がいつもより少なく。おだやかー♡





ここ1か月で、3回田舎に帰っていた夫。義理両親とともに。わたしも一度、見守り要員として行っておりました。子供じゃないんだから見守りなんて要らなくない?と思ってしまうのですが、義理両親および親族の行事については、たとえできることがないとしても、そこにいることが重要なんだそう・・・・・。

それにしても、えらいです夫。雪の影響で傷んだ家と庭のメンテナンスを、せっせとやっている。そこに住んでないんだし、業者にたのむんじゃないんですか?と思ってしまうのですが、田舎ではみなさん自分たちでやるのだそう。子供のころからそういう感覚で育てられたのか・・・・・そりゃたくましくなるわ!

たしかに自分たちが動けば業者よりお金もかからなさそうですが、夫たちの帰省は、ただ家を直すだけではないというか、周辺との絶やさぬコミュニケーションも田舎での重要なミッションのように思われます。めんどくさーとか放棄しちゃったりしないところがすごい。というか、いまどきめずらしいよね・・・・・?

都会に暮らしながら田舎の家を守るってたいへんだ。

やさい、おみやげなど、義理両親からものをもらうことも絶え間ないです。食べものは嬉しいから感謝♡そんな異文化に身を置いていると、都会に体はありながら、物々交換で暮らしている村感覚にしょっちゅう襲われます。





1本だけ、満開の桜の木があります。赤い葉っぱ。歩いてよくわかったのですが、日当たりでぜんぜん具合がちがいますね。

この写真(↓)のなかに、鳥がいます。さあどこでしょう?








2017年3月21日火曜日

マイ・レボリューション


以前、あのころはキラキラした時代だったというような旨の記事を投稿したのですが、いまにはいまの幸せがあるなあと思うのでした。当時に戻りたいとかは、ない。幸せってなんなのでしょうね。

引っ越しを機に環境が変わって、いままで経験したことのない状況に適応していく自分になっていって、いやだったり部活のようにハードなときもあるけれども、「なんかできた?自分」と新たな自分に出会ったような経験もたびたびありました。

というようにまわりに影響されて変わってきたので、自分は芯のない人なのかもなあと思います。ソフトだけど芯がある。とよくむかしから言われていたけれど、ぜんぜんないやん。といまは思う。けれど、それも処世術なのかなと思いますよ。

自我を通すってしんどいこともあるし、そんなに自分を通したいと思わなくなったし、どうでもいいと思うことも増えました。キラキラしていないといけないとか、友達が多いのがいいとか、そういうのも思わない。どちらかというと、逆のことに興味があります。

世の中がなんとなく示している、良いとされる女性像に自分もしばられているところがあるし、けれどそうあることがかならずしも幸せではなかったんだよなあということもわかってきました。







某番組で、株主優待だけで生活しているかたのコーナーがあって必ず流れるBGMが渡辺美里の「マイレボリューション」で、なんでこの曲?とずっと思っていたのです。

つい先週もそんなことを思っていたら、なぜか曲の良さにあらためて感じ入ってしまい、頭から離れなくなり連日ユーチューブで再生していました。小室さん作曲。やばい、、、クオリティ高い。この曲だけでなく、むかしの歌詞にはなんか、夢がありますね。





2017年3月1日水曜日

「たかが世界の終わり」


グザヴィエ・ドラン監督の最新作「たかが世界の終わり」を観てきました。

終始、ざらついたノイズを聴かされているような感じ。とても不快感。。。

というのは、となりの席の女性の香水がきつくてクラクラするほどだったのもあるかもしれません。つらかった。笑


・主人公の母マルティーヌの派手ファッション
・マルティーヌを演じたフランス女優ナタリー・バイ
・重いストーリーに挟まれる音楽に救われる


Juste La Fin Du Monde : Photo Nathalie Baye:


主人公ルイ(ギャスパー・ウリエル)は、自分に死期が迫っていることを告げるため12年ぶりに故郷に帰ってきます。

母マルティーヌは久しぶりに会う息子のためにお洒落して彼を迎えます。

そのときの装いがブルーのネイルにブルーのボリュームネックレス。赤いバラ(?)の総柄スーツ、ついでにアイシャドウもブルーという、ド派手なスタイルで気合が入っています。

わたしの幼いころの記憶のなかのアン・ルイスと、スウィングアウト・シスターのコリーンをミックスした感じ。どちらもなぜかミュージシャン。。。


「swing out sister corinne drewery」の画像検索結果
コリーン















身につけているもののコーディネートは過剰な下品な派手さなんだけれども、それがなぜかこのマルティーヌ、ずっと素敵なんですよ。

12年ぶりに現れたルイを前に、家族たちは総じてギクシャクしたりイラついていて、こちらも居心地がわるくなってくるのですが(となりの香水の影響もあり)、わたしはマルティーヌの存在に救われました。

なんだろう、表情なのかなあ。こんな派手派手しくも、品がある。好きです、そういう方。ナタリー・バイのふだんのお姿を見てあまりのちがいにビックリと同時に、ナットク。

なんだかますます魅力的に思えた、マルティーヌとナタリー・バイでした。


Better at 60 than at 30:
リップカラーが素敵。ドラン監督と。






















豪華キャストを揃えた点も触れるべきなのでしょうが、わたしはあんまりそこは・・・・・ただ、どこから見ても素敵な役よりも、抑えた複雑な役を演じる姿を拝見するほうが、その人のすごさ、上手さがわかるな~と思います。

登場人物の数がとりわけ少なく(5人)、でてくる場所がほぼ家限定というミニマムな設定は、ポランスキー監督の「おとなのけんか」が思い出されましたが(こちらは4人)、趣はまるでぜんぜんちがいます。


セリフの掛け合い・テンポが絶妙すぎる。















もうひとつ!この重いノイズ的な作品と向き合ううえで救いだったのが音楽でした。

ドラン監督の作品ってほかもこんな感じなんでしょうか。インタビューなど読んでいると彼自身、転換期、過渡期にあるようですが。

すっごく好き嫌いがわかれると思う。だけど彼のような感性に賞が与えられるというムードは、知っておきたいと思う。

何日たっても耳が覚えていて、ユーチューブでさがしちゃいました。モービーだったんですねえ。






こちらも。








マイアヒ~も。







2017年2月6日月曜日

レディーガガとスーパーボウル


スーパーボウル、ごらんになりましたか?

ハーフタイムショーが楽しみなのですが、ゲームも今年は25点差(だったかな?)からまさかの追い越し。おもしろかったです。

ブレイディはもう39歳なんですね。試合後、ジゼル(奥さん)が出てきていました。

で、ガガさまのパフォーマンス。やっぱりおもしろいわ、、

どこにいるの?!なオープニング(スタジアム屋上から飛んで宙づりでステージに降臨)。

ピアノを弾くガガさまが個人的には好きなのですが、弾きかたもフツウじゃありません。

ピアノ椅子の座面に超ハイヒールの片脚を立てて、

座面に穴があかないのだろうか?どうでもいいことが気になった。

特別好きなわけではないのだけれど、ヘンな振り付けや衣装やパワーがおもしろい。

なんか思い出したこともあり、うちの母がガガさまのBorn This Wayが好きだと言っていたこととか、、

去年はハーフタイムショーではなくゲーム前に国家を歌い上げたガガさまでしたが、

あのときもよかったしなあ(歌もファッションも)、今年のパフォーマンスもわたしは好きでした。







2017年1月18日水曜日

自分が描きたい世界があって 「火花」 又吉直樹



「自分が描きたい世界があって」という箇所に最初に引っかかった。

自分の美学とスタイルをもつ神谷さん。

生きるのがうまくない。なかなか人に世間に理解されない。良さが才能が伝わらない。

そういう姿、自分自身や家族や友人だったりに思い当たる人、いるんじゃないだろうか。

商業的なことを放棄してまでも、自分が思う「面白い」を追求。

ずっと売れず借金は膨らみ、借金取りに追われながら、

それでも笑わせ方を考えることをやめないでいる(しかしやり方がわからない)うちに、

シリコン入れて巨乳のおっさんになってしまう。という神谷さんなのだが、

彼を尊敬し並ならぬ才能を見出している主人公にとって、

世間的に開花しない(つまり商業的に売れない)その姿は痛々しいほど不憫でならないはずで、

しかしいっぽうで、神谷さんと居心地のいい日々を送りその教えについていきながら

主人公はやがて、芸人として売れるということは自分にとっては、

神谷さんが歩く道をついていくことを「破壊する」ことではないかと思うようになる。

つまり主人公が神谷さんからひとり立ちするときがくる。

自分のスタイルを貫くことと、売れること(世間)との折り合いのむずかしさは、

我が事のようにわかる人も少なからずいると思う。

神谷さんは、「美しい世界を破壊するところに面白いが起こる」というようなことを言っていて、

主人公が芸人として神谷さんとちがってくる(破壊した)ことはなにを表しているのかというと、

主人公と神谷さんが過ごしてきた日々は濃密で美しい幸福な世界であったということを表していたんだ。

それほどに主人公は神谷さんが大好きなんだ。ということに、最後まで読んではっきりする。

壊して成長する、その痛みの物語であるように思う。

注目されるのは一握りの人たちだけれど、はじめから一人しか芸人がいなかったらそいつは面白くなっていなかったはずだ

無名の奴らの存在があったから有名になれた奴らがいるのだ

どいつもどんな無名の奴も必要な存在だったんや

芸人をやめて就職しても、おまえは一生芸人であり人を笑わせることができるんや

笑わせて生きていけ、というようなことを神谷さんは語る。

ぜったい報われる保証はなにもなく、自分が考えた「面白い」を笑ってもらえる保証はなにもない。

そのような状態で、舞台に立ち披露する恐怖に挑み続ける。

自分のなかでは面白いのに、世間に出すと面白くないということがある。

わたしは人知れずやっていたいという心理についてときどき考えるのですが

世間に晒すことによって起こる「なにか」を、恐れているからなんだろうなと思う。

自分が描きたい世界があって、神谷さんはなにがあってもそれをやり通すが、

主人公はそこに世間的な制約があるとやめてしまう傾向について書かれた箇所がある。

わたしは神谷的な部分が自分にあると思うけれど、

制約を突き抜けるほど神谷的ではなく中途半端なのでした。

そういう人、多いのかもしれないなあ。








2016年6月28日火曜日

The Buried Giant




■忘れられた巨人

読了。夫婦の愛を試す話かな。冒険やファンタジーが焦点ではなく、長い道のりを共に歩んできたなかには悪いこともあった。けど、その過去もひっくるめて大きな心でお互いを大事にし合う姿が描かれている。

「記憶」を消し去ることでやってこれた部分もある。けど記憶が戻っても、すべてを受け入れて目の前の人が大事。という大きな愛と思いやり。イシグロさんが考えたかったのはそれだったのかな。

シャーロット・ランプリングが主演した「さざなみ」という熟年夫婦(老夫婦?)の「ざわざわ感」を描いた映画を思い出したりも。自分のなかではけっこう噛みごたえのあった、学ぶことのあった映画。なにかと思い出すことが多いです。








2016年6月14日火曜日

Reading




■音読

小中高のころは小説をよく読んでいたのに、おとなになったら、とてもハードルの高いものになっていました。ハウツー本、ノウハウ本、自己啓発本を読むのと、小説を読むのは、頭の使うところがどうもちがうんじゃ?根気が要ります。

図書館で借りてきて読み始めてみるものの、どうしても体が入っていかなくて投げ出してしまったものもあります。今回も、そうなりそうな予感をうっすらさせながら、投げ出す選択と迷いながら、もうちょっと読んでみよう、っと進んでいると、200ページ前後から「おもしろい」と感じる心と体になっていました。

なんだろう、この視界が急に開けた感じは・・・!

音読するとわかりやすいので、ところどころするんですが、そんなときは朝ドラ「とと姉ちゃん」の、片桐はいりさんのシェイクスピア舞台劇独演シーンが脳裏に浮かびます。





2016年6月13日月曜日

Armi elää! (Armi Alive!)


■「ファブリックの女王」(2015)

マリメッコの創業者アルミ・ラティアの人生を描いた映画。

アルミ、気性はげしい。

レコードを素手で割って夫に投げる、来客の前で。赤ワインを夫にぶっかける、レストランで。それも、自分は浮気相手と来ていて、夫が女の人といるのを見かけると、「あの野郎!」って突進していく。

耐えてた夫に一発殴られると、鼻血を顔じゅうに自分でのばして、「殺される~」っと大声。自分の不倫は棚にあげ、酒と浪費に溺れ、赤ちゃんが泣いていても知らんぷり。

えー、こんな人だったの。どこまで事実かわからないけど、すさまじい・・・

こんなズタボロになってまで、マリメッコを育てたのはなんだったのか。女性の自立?自分の影響力を証明したかった?戦争経験から?「つくっているのはライフスタイル」というセリフ。

「熱血」という言葉を、ひさしぶりに思い出した。